カローラフィールダー バッテリー交換

平成28年 トヨタ カローラ フィールダー ハイブリッド バッテリー交換のやり方

カローラ フィールダーハイブリッド(DAA-NKE165G)バッテリー交換のやり方

はじめに

トヨタのカローラ フィールダー ハイブリッドは、優れた燃費性能と広いラゲッジスペースを兼ね備えた、人気のステーションワゴンです。
ハイブリッドシステムを搭載しているため通常のガソリン車よりも燃費が良く、ファミリー層からビジネスユースまで幅広いユーザーに選ばれています。しかし、どんなに性能の良い車でも、バッテリーが上がるリスクはゼロではありません。
特にハイブリッド車は12Vの補機バッテリーとハイブリッド用高電圧バッテリーを持ちますが、今回は日常的に使われる補機バッテリー(12Vバッテリー)の交換手順を詳しく解説します。


この記事でわかること

  • カローラ フィールダーハイブリッド(DAA-NKE165G)の基本情報
  • バッテリー交換に必要な工具と準備
  • 座席下のバッテリー取り外し・取り付け手順
  • 交換の目安時期と注意点

DIYで交換を行う場合のリスクや注意点を把握し、安全かつ確実な作業を心がけましょう。
この記事を参考にすることで、ハイブリッド車のバッテリー交換に初めて挑戦する方でも、失敗のリスクを抑えながらメンテナンスを行えるようになります。


カローラ フィールダーハイブリッド(DAA-NKE165G)の基本情報

車種:TOYOTA カローラ フィールダーハイブリッド
型式:DAA-NKE165G
年式:平成28年4月
作業内容:バッテリー交換(12V補機バッテリー)
作業時間:約30分
作業理由:バッテリー上がり
作業金額:約20,000円(バッテリー代込み)

今回使用しているバッテリーは以下の製品を例に挙げています。

ハイブリッド車の場合、補機バッテリーにも専用設計品が必要となるケースがあります。
必ず適合品を選ぶようにし、走行に支障が出ないよう注意しましょう。


バッテリー交換に使用した工具と準備

  • クリップ外し:座席下カバーのクリップを取り外す際に使用
  • ラチェット:ナットを効率よく回す
  • 10㎜ボックス:バッテリー端子やステー固定用のナットに適合

座席下のカバーを取り外すとき、クリップ外しがあると樹脂クリップを割ることなく作業しやすいです。
ラチェットと10㎜ボックスは端子のナットを緩めるのに必須ですので、事前に手元に用意しておきましょう。


バッテリーの場所と取り外し手順

カローラ フィールダーハイブリッド(DAA-NKE165G)の補機バッテリーは、一般的なエンジンルーム内ではなく「後部座席右側の下」に配置されています。
この設置場所は、スペース効率や重量バランスを考慮したハイブリッド車特有のレイアウトとなっています。

ステップ1:座席下カバーの取り外し

後部座席右側の下をのぞき込むと、バッテリー部分を覆うカバーがクリップで固定されています。
まずはクリップを2つ外し、カバーを取り外してください。強く引っ張りすぎるとクリップが折れたり、カバーを傷める可能性があるため、クリップ外しを使って慎重に作業します。

ステップ2:ステーを外す

カバーを外すとバッテリー本体が視認できるようになります。
次に、10㎜ナット2つで固定されているステー(バッテリー押さえ)を取り外します。
ラチェットと10㎜ボックスを使い反時計回りに回して緩めていき、ステーを完全に外してください。
ステーを外すとバッテリーが動く状態になりますので、外すタイミングでバッテリーを片手で支えておくと安心です。

ステップ3:マイナス端子(-)を外す

安全確保のため、マイナス端子から先に外すのが基本的なルールです。
10㎜メガネレンチや10㎜ボックスを使い、反時計回りに緩めてケーブルを外しましょう。
外したケーブルがバッテリー端子や車体金属部などに触れないように、横にずらしておきます。

ステップ4:プラス端子(+)の取り外し

マイナス端子を外せたら、プラス端子も同様に反時計回りでナットを緩めます。
プラス端子は赤いキャップや+記号で識別されることが多いため、取り違えないように注意してください。
これでバッテリーがフリーになり、持ち上げて車両外へ取り出すことが可能となります。


新しいバッテリーの取り付け手順

ステップ1:新しいバッテリーをセット

バッテリーの極性を間違えないように正しい向きでセットします。
特にハイブリッド車用の補機バッテリーは特殊な規格がある場合があるため、適合品を使っているか再度確認しましょう。

ステップ2:プラス端子(+)を先に取り付ける

取り付け時は外したときの逆手順となり、プラス端子→マイナス端子の順に接続します。
端子を通してナットを時計回りで締めることで、ケーブルをしっかり固定できます。
このとき、ナットを締めすぎると端子が変形してしまう恐れがあるので適度な力加減を意識してください。

ステップ3:マイナス端子(-)を取り付ける

プラス端子が固定できたら、マイナス端子を同じように取り付けます。
再度トルク感に注意し、確実に固定されているかどうか手で動かして確認すると安心です。

ステップ4:ステーを戻し、カバーを取り付けて完成

最後にバッテリー押さえ(ステー)を10㎜ナットで取り付け、しっかりバッテリーが動かないように固定してください。
ステーを固定し終わったら、外していたカバーやクリップを元通りに取り付けます。
カバーをはめ込み、クリップをきちんと差し込んでいけば作業完了です。


交換後のチェックポイント

  • エンジン始動の確認:プッシュスタートを押してスムーズにシステムが起動するかをチェック
  • 警告灯の確認:メーター内に異常表示が出ていないか確認
  • アイドリングストップ:対応バッテリーを使った場合、正常に作動するかどうかも確認

上記が問題なければ、一連の作業は無事終了となります。


【カローラ フィールダーハイブリッドのバッテリー交換の目安時期】

車のバッテリートラブルで最も多いのがバッテリー上がりです。
一般的にバッテリー交換の目安は2年前後とされますが、使用環境や走行距離、季節の温度差などによっても劣化具合は変わってきます。
さらにハイブリッド車の場合、システムの特性上、12Vバッテリーが弱ると多彩な警告灯が点灯することがあり、トラブルが起きてからの交換は大きな手間や費用にもつながりやすいです。

それゆえ、車検のタイミングや定期的な点検時にバッテリーの劣化度合いをチェックしてもらい、早めに交換を検討しておくと安心でしょう。


DIY作業の注意点

  • 自己責任:整備に失敗したり部品を破損した場合、全て自己負担となります。自信がない方は必ず専門店に依頼してください。
  • 適合バッテリーの確認:ハイブリッド車の場合、専用の12Vバッテリーが設定されているケースが多いため、型式や容量を誤らないように選びましょう。
  • 保安基準に注意:カバーやクリップを正しく装着しないと振動でバッテリーが揺れ、最悪破損や火災の原因になる可能性もあります。
  • エアバッグや電子制御:ハイブリッド車は電子制御システムが複雑です。バッテリー交換によってエアバッグ警告灯が点灯するなどの誤作動が起きる可能性もあるため、作業後の確認を怠らないようにしましょう。

まとめ:正しいバッテリー交換で安心のカーライフを

カローラ フィールダーハイブリッド(DAA-NKE165G)のバッテリー交換は、後部座席下に設置された補機バッテリーを取り外し、新しいものに取り付けるという通常の手順と大きく変わらない作業ですが、その位置や配線レイアウトが独特であるため戸惑う方も多いでしょう。
この記事で紹介した通り、作業自体は座席下のカバーとステーを外し、マイナス端子→プラス端子の順に外してから新しいバッテリーを装着、最後にステーとカバーを復元するという流れになります。

ただしハイブリッド車は高電圧バッテリーも搭載しており、万が一誤った部位に触れると感電リスクがあるなど、ガソリン車にはない危険性も潜んでいます。
補機バッテリーの交換程度であればDIYを検討する余地がありますが、不安を感じる場合や電子制御系統に異常が起こった場合は躊躇せずプロに任せるのがおすすめです。
また、走行中のバッテリートラブルを避けるためにも、定期的な点検と早めの交換を心がけましょう。

※自分でカローラ フィールダー ハイブリッドの修理・整備を行う場合はリスクが伴いますので、必ず自己責任の上で対応をお願いします。
車の分解に自信のない方は、迷わずお近くの修理店、整備店に相談される事をお勧めいたします!