エブリイオイルエレメント交換

平成29年 スズキ エブリイのオイルエレメント交換 分解整備方法

平成29年式 スズキ エブリイ(DA17V)オイルエレメント交換のやり方|オイル交換と同時で効率アップ

スズキ エブリイ(SUZUKI Every)は、軽バンの中でも積載性や取り回しの良さが魅力の人気モデルです。
しかし、どんな車でもエンジンを長持ちさせるために必要なのが、定期的なオイル交換とエレメント(フィルター)の交換
本記事では、平成29年式(型式:HBD-DA17V)のスズキ エブリイを例に、オイルエレメント交換のDIY手順を詳しく解説します。
オイル交換と同時に行えば効率が良く、エンジン保護と燃費向上に役立つこと間違いなし。
約30分ほどの作業で完了しますので、初心者の方もぜひ参考にしてみてください。

なぜオイルエレメント交換が必要なのか

オイルエレメント(オイルフィルター)は、エンジン内部を循環するエンジンオイル中の不純物や金属粉、汚れをろ過し、エンジンをクリーンに保つ重要部品です。
交換せず放置すると以下のリスクが高まります。

  • エンジンオイルの汚れやすさ:汚れたフィルターはろ過能力が低下し、新オイルでもすぐに汚れてしまう
  • 潤滑性能の低下:不純物が残ったままのオイルはエンジン内部の摩擦を増やし、パワーロスや燃費悪化を招く
  • エンジン寿命の短縮:摩耗が進み、大きな故障につながる可能性

目安:
一般的にはオイル交換2回に1回(もしくは1万kmごと)でのオイルエレメント交換が推奨されることが多いです。

車両情報と作業概要

 

車種:スズキ エブリイ (SUZUKI Every)
型式:HBD-DA17V
年式:平成29年3月
作業内容:オイルエレメント交換(オイル交換と同時)
作業時間:約30分
作業金額:約5,000円(オイル代込み)
作業理由:1万キロ走行毎の交換

今回はオイル交換を省略してエレメント交換部分を重点的に解説しますが、オイルの排出・注入と同時に行うのが基本。


必要な工具やアイテム

 

  • ラチェットハンドル
  • オイルフィルターレンチ(エレメント専用レンチ)
  • ウエス・ペーパータオル:手指やエレメント取り外し部位を拭き取る
  • 新品オイルエレメント(車両適合品を確認)
  • 新品エンジンオイル(粘度や規格は取扱説明書を参照)

事前に:
– 平坦な場所に駐車し、エンジンを停止する
– 必要に応じてジャッキアップし、ウマ(リジッドラック)で安全確保
– エンジンが熱いとオイル温度が高く火傷リスクがあるため少し冷ます

交換手順

 

STEP1:オイル交換作業と同時にオイルを排出

 

1. 古いオイルを抜くため、オイルドレンボルトを外して排出。
2. 排出中にエレメント交換に取り掛かれるので、作業時間短縮になる。

※オイル交換手順の詳細は別途参照してください。エレメント交換のみ行う場合は事前にオイルを抜いておきましょう。

STEP2:オイルエレメントを反時計回りで緩める

 

オイルが排出される間に、フィルターレンチを使ってエレメントを外します。
エブリイ(DA17V)のエレメントはエンジン下部か横側に配置されていることが多い。

作業:

  • レンチをエレメントにかけて反時計回りに回す
  • 少し緩んだら手回しで取り外し、オイルが垂れるので注意

 

ポイント:取り外すときに熱いオイルが垂れてくる可能性があるため、ウエスや受け皿を準備。

STEP3:新エレメントを取り付ける前にエンジン側取り付け面を清掃

 

エレメントを外した部分(エンジンブロック側)のオイルや汚れをウエスで拭き取り、ガスケット面(パッキン)に古いガスケットが残っていないか確認。
同時に、取り付け面が傷んでいないかもチェック。

STEP4:新品エレメントを装着(パッキンにオイル塗布)

 

1. 新しいエレメントのゴムパッキン(ガスケット)部分に指で軽くオイルを塗布し、密着性を高める。
2. エレメントをエンジン側のネジ部に手回しで時計回りに取り付け、締めすぎない程度に固定。
3. フィルターレンチを使うなら「手で回して止まったところからさらに1/2〜3/4回転」が目安。

 

注意:締めすぎると次回交換時に外れにくくなるほか、ガスケットを潰しオイル漏れのリスクが増す。

STEP5:オイルを注ぎ、レベルゲージで最終確認

 

ドレンボルトを元通り締めたら、新しいオイルをエンジン上部のオイルフィラーキャップから注入。
今回は合計量(オイル+エレメント交換)を目安にしつつ、レベルゲージで調整します。
エンジンを1〜2分始動してオイルを循環させ、再度ゲージでFとLの間を確認して規定量に仕上げましょう。

交換後のチェックポイント

 

  • オイル漏れ確認:エレメントやドレンボルト周辺に滲み・漏れがないか
  • 警告灯:メーター内のオイルランプなどが点灯していないか
  • アイドリング状況:音や振動が過度に大きくないか

交換のメリットと注意

メリット:

  1. エンジン寿命の延長:綺麗なオイルで潤滑が向上、内部摩耗を防ぐ
  2. 燃費向上:汚れたオイルを除去し、エンジン抵抗を減らす
  3. 出力維持:オイル交換とともにフィルターも新品で常に最適な油圧を保つ

注意:

  • フィルター交換後はオイル量が増えるため、必ずゲージ確認で微調整
  • 古いエレメントとオイルは、適切に廃棄(オイル処理パック&自治体ルール)
  • オイルの粘度やグレードは取扱説明書を参照

よくある疑問Q&A

 

Q1. エレメントのみ交換するときもオイルは全部抜く?

 

A. エレメントの取り付け位置が上部ならオイルを抜かなくても交換可能ですが、基本的にはオイル交換と同時が効率的。
オイルを抜かない場合でも多少オイルが漏れるので受け皿が必要です。

 

Q2. オイル交換頻度は1万キロでも大丈夫?

 

A. 1万キロごとに交換するオーナーもいますが、3,000〜6,000kmごと(3〜6ヶ月)をすすめる整備士も多い。
短距離頻発・渋滞が多い環境だと汚れやすく、早めの交換が安心。

 

Q3. フィルターレンチがない場合どうする?

 

A. 手で回せる緩み具合なら良いですが、固着していると厳しい。
DIY初心者ならフィルターレンチを用意するか、整備工場で交換を依頼。

 

Q4. ハイブリッド車でもエレメント交換時期は同じ?

 

A. はい、ハイブリッドでもガソリンエンジンを搭載しているため、従来と同様の交換時期が必要。
短距離走行多用なら汚れやすく、早め交換を推奨。

まとめ:DIYでスズキ エブリイ(DA17V)のオイルエレメントを定期交換し、エンジンを守ろう

平成29年式 スズキ エブリイ(HBD-DA17V)のオイルエレメント交換は、オイル交換と同時に行うのがセオリーであり、約30分で完了する簡単な作業。
以下の流れを守ればトラブルリスクも少なく、エンジンの潤滑を最適化できます:

  1. 古いオイルを抜く
  2. オイルフィルターレンチでエレメントを反時計回りに外す
  3. 取り付け面の清掃、新エレメントのパッキンにオイルを塗布し時計回りで装着
  4. 新オイルを注入し、エンジン始動→レベルゲージで最終チェック

定期的にオイルとエレメントを交換すれば、エンジン寿命延長、燃費向上、ノイズ低減など多くのメリットが得られます。
DIYが不安な場合は整備工場やカー用品店で依頼しても低コストで済むことが多いです。
いずれにせよ、エレメント交換を適切なタイミングで行い、エブリイの走行性能を最大限に活かしていきましょう。