ハイエース エレメント交換

トヨタ ハイエース オイルエレメント交換作業 平成30年式

トヨタ ハイエース(平成30年式)オイルエレメント交換方法|2回のオイル交換に1回が理想的

オイル交換と一緒にエレメント(オイルフィルター)も交換することで、エンジン内部をよりクリーンに保ち、潤滑効率を高めることができます。
特に商用車としても人気のトヨタ ハイエースは走行距離が延びやすく、2万キロ前後を目安にエレメント交換を検討する方が多いでしょう。
本記事では、平成30年式(型式 CBF-TRH200V)のハイエースを例に、オイルエレメント交換の手順をわかりやすく解説します。
オイル交換と合わせて作業すれば、一度の整備でエンジン保護・燃費改善が期待できる便利なメンテナンスです。

なぜオイルエレメント交換が必要か

エレメント(フィルター)は、エンジンオイル中の不純物(金属粉、カーボン、汚れなど)をろ過し、潤滑性能の劣化を防ぐ重要パーツ。
エレメントが汚れたままだと、新しいオイルを入れてもすぐに汚れてしまい、エンジン摩耗や燃費悪化を招きやすくなります。

交換目安:

  • オイル交換2回に1回
  • 2万キロ前後(走行条件次第で前後する)

「エレメントまで交換すべきか迷っている」という場合も、定期的に更新するほうがエンジンにとって望ましいでしょう。

車両情報と作業概要

 

車種:トヨタ ハイエース (TOYOTA HIACE)
型式:CBF-TRH200V
年式:平成30年9月
作業内容:オイルエレメント交換(オイル交換と同時)
作業時間:約45分
作業金額:約7,000円(オイル代・エレメント代)
作業理由:2万キロ走行毎

注意:エレメントの構造は車種・年式・グレードにより異なる場合あり。
このモデルはカートリッジ式フィルターが採用されているので、Oリングと中身のみ交換する形となっています。


必要な工具やアイテム

 

  • ラチェットハンドル
  • オイルフィルターレンチ(カートリッジ式対応)
  • ウエス・ペーパータオル:手や周辺部位の汚れ拭き取り
  • 廃油処理ボックス/オイル受け皿
  • 新品オイルエレメント(カートリッジ式用、適合品を選ぶ)
  • 新品オイル(粘度・規格は取扱説明書を参照)

オイル交換も同時に行うため、オイル交換の基本的な工具(ドレインボルト用レンチなど)も必要です。

エレメント交換手順

 

STEP1:オイル交換作業を行い、古いオイルを排出

 

1. エンジンを温め、オイルを流れやすくしてから停止。
2. 車を平坦な場所に停めてジャッキアップ(必要に応じて)、ウマで安全確保。
3. ドレンボルト(オイルパン底部)を外して古いオイルを抜く。
4. 排出中にオイルフィルター交換へ移行すると効率が良い。

STEP2:カートリッジ式フィルターを反時計回りで外す

 

オイルが抜けている間に、オイルフィルターレンチを使ってカートリッジ式フィルターカバーを外します。
ハイエース(TRH200V)の場合、エンジン下部、もしくは側面に「フィルターカバー」が配置されていることが多い。

作業:

  • 反時計回りにレンチで回す
  • カバーが緩んだら手でゆっくり回し外す
  • 内部のフィルター(カートリッジ)とOリングを確認

 

注意:外すときにオイルが垂れてくる可能性があるため、ウエスや受け皿を用意。

STEP3:古いフィルターとOリングを外し、新品を装着

 

1. 古いカートリッジをカバーから引き抜く。
2. Oリング(ゴムパッキン)も外して新品と交換。
3. 新しいカートリッジ式フィルターを所定の向きでカバーにセットし、Oリングにエンジンオイルを軽く塗って取り付ける(密着性UP)。

 

注意:向きやサイズが合わないと正しくはまらない。エレメント適合品を選び、強引に押し込まない。

STEP4:カバーを時計回りで締め付け、適正トルクで固定

 

新品フィルター装着後、カバーをエンジン本体に戻し、時計回りに締め付ける。
トルクレンチがあれば、メーカー指定トルク(約25Nm程度)で締め付けると安心。

ポイント:Oリングを痛めないよう、締めすぎには注意。

STEP5:オイル注入と最終確認

 

ドレンボルトを締めたら新品オイルをエンジン上部の給油口から注ぎ、レベルゲージで確認。
ハイエースの場合、フィルター交換時はオイル量が通常交換よりやや多く必要になる場合があり、最初は少なめに入れてゲージで調整してください。

1. 給油キャップを締めてエンジン始動、アイドリング1〜2分でオイル循環
2. エンジン停止後、レベルゲージを再度チェックし、必要に応じて追加

交換後のチェックポイント

 

  • 漏れ点検:フィルターカバー周辺やドレンボルト付近の滲み・漏れがないか
  • オイルランプ:メーター内の警告灯が点灯しないか
  • アイドリング:異音や振動が増していないか

もしオイル漏れや警告灯点灯がある場合は直ちに作業を中断し、問題箇所を再確認してください。

目安時期とメリット

エレメント交換目安:

  • オイル交換2回に1回、または2万kmごと
  • 長距離走行・過積載など酷使が多い場合は前倒し推奨

メリット:

  1. エンジン寿命の延長:オイルがクリーンに保たれるため摩耗を軽減
  2. 燃費向上:汚れたエレメントを交換することで潤滑性能がアップ
  3. エンジン音の静粛化:摩擦が減少しノイズや振動が低減

よくある疑問Q&A

 

Q1. フィルターだけ交換する場合、オイル全部抜く必要は?

 

A. カートリッジ式は構造によるが、オイルを抜かずとも交換できる場合あり。
ただし大半はオイルと同時交換が効率的で、オイルが汚れにくい。

 

Q2. ディーゼル・ガソリンで交換方法は違う?

 

A. 基本の手順は同じ。
ただしディーゼルエンジンはオイル量やフィルター形状が異なる場合があるため、適合品を要確認。

 

Q3. フィルターカバーが固くて外れない場合は?

 

A. 専用レンチ(フィルターレンチ)を使い、反時計回りで力をかける。
ゴム手袋やウエスで滑り止めするのも有効。無理に力を入れすぎると破損の恐れあり。

 

Q4. 交換後、オイル量が超過したらどうする?

 

A. 吸い取り器や下抜きで余分を除去。
入れすぎはクランクケース内の圧力上昇やオイル漏れを引き起こす可能性がある。

まとめ

平成30年式 トヨタ ハイエース(CBF-TRH200V)でのオイルエレメント交換は、オイル交換と同時に行うことで効率良く、エンジンを最適に保つ重要メンテナンスです。
2万キロごと、あるいはオイル交換2回に1回を目安に行えば、潤滑性能・燃費改善・エンジン寿命向上といったメリットを得られるでしょう。
以下の手順に従えば作業はスムーズ:

  1. 古いオイルを抜きつつ、フィルターカバーをフィルターレンチで外す
  2. カートリッジ式フィルターとOリングを新品に交換
  3. カバーを適正トルクで締め、ドレンボルトもきちんと締め付ける
  4. 新オイルを注ぎ、エンジンを始動して最終レベル確認

DIYが難しいと感じたら整備工場やカー用品店で依頼すれば、短時間かつ確実に交換できます。
ハイエースは高い走行性能と耐久性が魅力のモデルですが、定期的なオイル・エレメント交換を行い、快適な走りを長く楽しみましょう。