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【完全ガイド】日産 ADバン(令和2年式)のエンジンオイル交換方法|DIYメンテで長持ち走行
日産の定番商用車として知られる「ADバン(DBF-VY12)」は、ビジネスユースだけでなく個人の趣味や荷物の積載に幅広く活躍している一台です。
この車種は軽快な走行性能を持ちつつ、使い勝手の良いラゲッジスペースが魅力ですが、高い走行距離を刻むことも多い分、エンジンオイル交換が非常に重要になります。
今回は令和2年式 ADバンを例に、DIYでオイル交換をする際の具体的な手順や注意点をまとめました。
この記事を読むだけでオイル交換が完結できるような情報を1.5倍以上のボリュームで解説し、検索ユーザーの疑問に答えられる完全版を提供します。
整備初心者の方はもちろん、これまで整備工場に任せきりだった方も、ぜひ参考にしてみてください。
【ADバンの特徴とオイル交換の重要性】
● 車種:NISSAN ADバン
● 型式:DBF-VY12
● 年式:令和2年9月
● 作業内容:エンジンオイル交換
● 作業理由:車検整備
ADバンは商用車として用いられることが多い印象があり、過走行でエンジンに負荷がかかっているケースが珍しくありません。
定期的にエンジンオイルを交換しないとエンジン内部に摩擦やスラッジが蓄積し、燃費悪化やエンジン寿命の短縮につながる可能性があります。
長期にわたりエンジンを快調にするのであればエンジンオイル交換は必須といえるでしょう。
また、オイル交換と同時にエレメント(オイルフィルター)の交換を行うことで、よりエンジン内部を清潔に保ちやすくなります。
同クラスの車としてはトヨタ プロボックスが挙げられ、どちらもビジネスシーンで多く使われている点でも共通しています。
【使用工具と作業時間】
必要工具は14mmメガネのみで完結するため、整備初心者でも比較的取り組みやすいDIYメンテナンスです。
今回の作業時間は約30分ほど。
ただし、アンダーカバーがある車種やオイルフィルターの同時交換を行う場合、もう少し時間がかかることもあります。
ポイント:
・ガソリンスタンドなどで借りられる工具もある。
・ラチェットハンドル+14mmソケットを使うと作業効率が上がる場合も。
・オイルパン下にオイル受け皿(廃油処理箱)やウエスを事前に準備。
【作業手順】
1.車をジャッキアップし、オイルパンを確認
まずは車をジャッキアップまたはリフトアップして、下回りにアクセスしやすい状態を作ります。
日産 ADバン(VY12)はアンダーカバーのないモデルも多く、オイルパンやドレインボルトが比較的見つけやすいのが特徴です。
ドレインコック(ボルト)は14mmで締め付けられていることが多いため、14mmメガネレンチを用意し、エンジンオイル受け皿をボルトの真下にセットしておきましょう。
注意:
エンジンが温まっている状態だとオイルが勢いよく飛び出し、火傷や床への飛散のリスクが高まります。
慣れていない方は少し冷えてから作業すると安全ですが、ほどよく温まっているほうがオイルの粘度が下がり排出が早いメリットもあります。
2.14mmメガネを使って反時計回りにドレインコックを外す
ドレインコックが見つかったら、14mmメガネレンチを当てて反時計回りに回します。
最初は固いことが多いので、力をゆっくり加え、ネジ山をなめないように注意しましょう。
ポイント:
オイルが一気に出てくる可能性があるため、受け皿をしっかり構え、手や服への飛散に気をつけましょう。
廃油が床にこぼれると掃除が大変なので、新聞紙や段ボールなどを広げておくと被害を最小限に抑えられます。
3.ドレインコックのパッキンを必ず確認
ドレインコックを外した際、パッキン(ガスケット)が一緒にくっついてくる場合があります。
エンジンオイルが抜け切るまでしばらく待ちつつ、パッキンがどうなっているかチェックしてください。
パッキンが行方不明だったり、2枚重ねになっていないか、劣化していないかに注意しましょう。
注意:
パッキンなしでドレインボルトを締めると、オイル漏れの原因になります。
可能であればパッキンを新品に交換するのが望ましいです。
もし再利用する場合は、ひび割れや変形がないか厳重に確認してください。
4.オイルをすべて排出後、ドレインコックを時計回りに締め付け
オイルが十分に抜けきったら、ドレインコックを元の位置へ戻し、時計回りに締め付けます。
このときの締め付けトルクは一般的に30Nm前後と言われますが、車種やボルトの材質で異なる場合があります。
トルクレンチを持っていれば理想ですが、なければ締めすぎに注意しつつ、適度な力で止めてください。
ポイント:
力を入れすぎてネジ山をつぶすケースが時々あります。
不安な方はトルクレンチを使用するか、整備店に任せると安心です。
5.オイル給油キャップを外し、指定オイルを2.8リットル注入
車体を下ろしたらエンジンルームを開け、上部のオイルフィラーキャップを外してオイルを注ぎます。
ADバン(VY12)の場合は約2.8リットルが標準量とされていますが、オイルフィルターを同時に交換するかどうかで量が変わることもあるので注意しましょう。
注意:
もしエンジンオイルの種類や粘度が指定されている場合は、メーカー推奨オイルや規格に合ったオイル(例:5W-30、0W-20など)を選びましょう。
誤った種類のオイルを入れると燃費やエンジン寿命に悪影響が出る可能性があります。
エンジンをかけてオイルを循環させ、レベルゲージで確認
オイルを注ぎ終えたら、エンジンをかけアイドリングで1〜2分回してオイルを循環させます。
その後エンジンを止め、レベルゲージを引き抜いて規定範囲(FとLの間)にあるか確認してください。
足りなければ少しずつ追加し、多すぎたら抜く必要があるため、適量を守りましょう。
【DIY整備の注意点とおすすめ】
- 自己責任:全てのDIYメンテナンスは自己責任です。
もしドレインボルトを締め付け過ぎてネジ山を壊すなどのトラブルがあっても、自分で解決する必要があります。 - 廃油処理:排出したオイルは環境に有害なため、廃油処理箱やガソリンスタンドなどを利用して適切に処分しましょう。
- エレメント交換:オイル交換の2回に1回はフィルターを同時交換するのが理想。
よりエンジン内部をクリーンに保てます。 - 安全第一:ジャッキアップ時の車体固定が甘いと大変危険。
必ずリジッドラック(ウマ)を使い、平坦で固い地面で作業することが必須です。
【オイル交換の目安時期】
一般的には3,000km〜6,000km、または3〜6ヶ月での交換が多い印象ですが、1万kmで推奨されることもあり、走行環境やオイルの種類、エンジン状態によって変わります。
短距離走行が多い方は早めの交換を心がけたほうがエンジン負荷を軽減できるでしょう。
なお、オイル交換と同時にフィルター交換を行うことで、内部のスラッジや汚れをより効率的に除去し、エンジンを快調に保ちやすくなります。
【まとめ:ADバンのオイル交換で走りを長持ちさせよう】
日産 ADバン(VY12)は商用車としてのハードな使用環境にも耐える設計ですが、エンジンオイル交換は定期的に行うことで車両コンディションを維持し、燃費悪化やエンジン不調を防ぐことができます。
DIYなら30分ほどで完了し、費用もオイル代のみで済むため、コストパフォーマンスにも優れています。
もしDIYが難しいと感じたら、整備工場やカー用品店でオイル交換を依頼しても数千円程度の工賃で済む場合が多いです。
安全性と車の寿命を考慮すると、早め早めのメンテナンスが結果的にはお得と言えるでしょう。
最後にもう一度強調しますが、長期にわたりエンジンを快調にするためにはエンジンオイル交換が必須です。
日頃のメンテナンスをしっかり行い、ADバンを末長く快適に乗り続けてください。