【必見】日産 バネット(DBF-VM20)平成26年式のドラムブレーキ清掃方法と注意点
日産 バネット(DBF-VM20)は商用車としての実用性が高く、多くのオーナーに愛用されています。
しかし、走行距離が増えると各所に汚れが溜まりやすく、特に安全運行に大きく関わるブレーキ周りの点検と清掃が不可欠です。
ここでは、ドラムブレーキタイプのリヤブレーキを対象にした「清掃(クリーニング)作業」の手順と使用する工具、注意点を紹介します。
DIYでの整備を考えている方は参考にしていただき、安全第一で作業に取り組んでください。
【基本情報】日産 バネット(DBF-VM20)ドラムブレーキ掃除
車種:NISSAN バネット
型式:DBF-VM20
年式:平成26年8月
作業内容:ドラムブレーキの清掃
作業時間:約30分
作業金額:約5,000円(作業に必要な資材費など)
作業理由:2万キロ走行ごとの点検・清掃推奨
注意:ブレーキ周りは走行安全を直接左右するため、誤った作業を行うと重大事故につながる危険があります。
十分な知識や経験がない場合は、整備工場や専門店に依頼するのが安全です。
【使用する工具とクリーニング用品】
日産 バネットのドラムブレーキ清掃で主に使うものは次のとおりです。
- インパクトレンチ(21mmボックス):リヤタイヤを外す際に使用。
- クリップ外し or マイナスドライバー:ホイールカバーや細かい部品の取り外しに使用。
- ブレーキクリーナー:ブレーキライニングやドラム内の汚れを洗浄。
- 紙ヤスリ:ライニング表面の軽い研磨に使用(番手は中~細目程度)。
- ペーストスプレー(ブレーキ用グリス):ライニングがバックプレートに当たる部分をグリスアップ。
安全面や作業効率を考え、車体をジャッキアップする際には必ずウマ(リジットラック)などを使用し、平坦で広いスペースで作業を進めてください。
【作業手順1】タイヤとホイールカバーの取り外し
1. リヤタイヤ周辺を確保
作業スペースを確保し、サイドブレーキと輪止めで車両の動きを防止。
2. ホイールカバーを外す
クリップ外しまたはマイナスドライバーで爪を押し、ホイールカバーを外します。
3. インパクト(21mmボックス)を使用し、ナットを反時計回りに緩める
タイヤを外す際にいきなり全てナットを外さず、車体が地面にある状態で軽く緩め、ジャッキアップ後に完全に取り外すのが一般的です。
重いタイヤホイールを扱うため、周囲に障害物や工具が散乱していないように注意しながら取り外しましょう。
【作業手順2】ドラムカバー(ブレーキドラム)の取り外し
1. ブレーキドラムの確認
リヤホイールを外すと、ドラムが見えます。
2. ドラムカバーを外す
ドラムが錆などで固着している場合は、軽くゴムハンマーで叩いて振動を与え、外しやすくする。
3. ドラム内部の状態を確認
ブレーキライニング(シュー)やホイールシリンダー周辺に異常がないか目視でチェック。
ドラムが外れない場合、ブレーキの調整(アジャスター)を緩める、またはネジ穴を利用して押し出すなどの方法が必要になることがあります。
【作業手順3】ブレーキクリーナーで洗浄
1. ライニングの汚れを除去
ブレーキクリーナーを噴射し、ライニング(シュー)やドラム内面のブレーキダストを落とします。
2. ウエスなどで軽く拭き取る
ダストが付着している場合は飛び散らないようにゆっくり拭き取ります。
3. 乾燥させる
クリーナーが揮発するまでしばらく放置し、完全に乾かします。
ブレーキダストは有害物質を含む場合があるので、マスクや手袋を着用し、吸い込まないように注意してください。
【作業手順4】ライニング表面の軽い研磨
1. 紙ヤスリでライニングを研磨
表面にグレーズ(焼き付け)やムラがある場合、中~細目のヤスリを使って軽く擦ります。
2. 再度ブレーキクリーナーで洗浄
ヤスリがけで出た粉やホコリを落とすために、もう一度クリーナーを噴射して拭き取り。
研磨しすぎるとライニングの厚みを余計に削ることになるため、あくまで軽く表面を整える程度に留めます。
【作業手順5】ペーストスプレー(グリスアップ)
1. ライニングがバックプレートに当たる箇所を確認
バックプレートとの接触ポイント(三箇所程度)にグリスを塗布する。
2. ペーストスプレーを少量吹きかける
クリップ外しで少しライニングを持ち上げて隙間を作り、グリスを噴射。
3. 過度な塗布は避ける
グリスがブレーキ面に付着すると制動力が低下する恐れがあるため、必要最低限の範囲に抑える。
ブレーキライニングの摩擦面にグリスがつかないよう注意してください。制動力低下につながります。
【作業手順6】ドラムの装着と最終確認
1. ドラムカバーを元通りに被せる
ゆっくりと位置合わせを行い、隙間なく収めます。
2. ホイールとタイヤの取り付け
インパクトレンチ(21mmボックス)などを使い、対角線上にナットを締め付ける。
3. 試運転
ブレーキを何度か踏んでペダルフィールを確認し、異音がないかチェック。
組み付け後にブレーキを踏んだ際、異音や不快な振動などがある場合は再度点検が必要です。
【DIY整備のリスクと注意点】
ドラムブレーキの清掃自体は工具や手順を守れば難易度はそれほど高くありませんが、次のリスクに注意しましょう。
- ブレーキライニングのアジャスト不良:
分解・組立を誤るとブレーキが引きずる、または効きが悪くなるなどの不具合が起きやすい。 - 部品の破損や紛失:
バネなどの小物部品が外れてしまうと組み立てに苦労する。
クリップ外しやマイナスドライバーの使い方に注意。 - ブレーキダストの扱い:
有害物質を含む場合があるため、マスクや手袋を着用し吸引しないようにする。
ブレーキ系統は車の安全を最優先する部位です。自信がない場合や異常を感じた場合は無理をせず、専門店に相談して正確な整備を受けましょう。
【まとめ】安全のためにドラムブレーキ清掃を定期的に行おう
平成26年式の日産 バネット(DBF-VM20)のドラムブレーキ掃除方法を解説しました。
ブレーキライニングの汚れやバックプレートとの接触部へのグリスアップなどは、制動力やブレーキフィールの向上に直結します。
しかし、ブレーキ周りの作業は命に関わる重要部分でもありますので、確実な手順で慎重に進めてください。
もしDIYでのメンテナンスが不安な方は、整備工場や専門店に相談し、プロによる正確かつ安全な点検・清掃を受けるのが安心です。
ドラムブレーキの清掃を定期的に行うことで、ブレーキ性能を維持し、安全なドライブが続けられます。
※自分で日産 バネットのドラムブレーキ掃除・整備を行う場合、作業リスクを伴いますので、必ず自己責任のもとで対応をお願いします。
不安がある場合は近隣の修理店や整備店へ依頼し、プロの手による安全かつ確実な作業を行ってもらいましょう。