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【完全解説】ランドクルーザー プラド(平成25年式)のバッテリー交換方法|DIYで2年ごとのメンテをスムーズに
トヨタが誇る本格SUVといえば「ランドクルーザー」シリーズ。その中でも「ランドクルーザー プラド」は弟分とはいえ、高い走破性と洗練されたデザインを兼ね備えた人気モデルとして世界中で愛されています。
しかし、高級車といえどもバッテリーは消耗品であり、2年に1回の交換を推奨されるほど負担がかかる部品です。バッテリー交換を怠ると、エンジン始動不能や「突然のバッテリー上がり」でレッカーのお世話になるリスクが高まります。
本記事では、平成25年式 ランドクルーザー プラド(CBA-TRJ150W)を例に、DIYでのバッテリー交換方法を詳しく解説。オートバックスやイエローハットなどで交換を頼むのも手ですが、自分で交換すれば部品代だけで済み節約可能です。
ランドクルーザー プラドのバッテリー交換が重要な理由
ランドクルーザー プラドは車重が大きく、電装品や4WDシステムなども搭載しているため、バッテリーへの負荷が比較的高い車種です。
バッテリーが劣化すると、以下のようなデメリットが起こりやすくなります。
- エンジンが掛かりにくい:始動時のクランキングパワー不足
- 電装品(ナビ、ライト等)の動作不安定:暗くなる、エラーメッセージが出る
- 真夏・真冬でのバッテリー上がりリスク:温度変化に弱いバッテリーは気温極端な時期に特に注意
- 車検不合格の可能性:バッテリー上がりが検査当日に起きると整備不良扱いになるリスク
特に2〜3年使ったバッテリーは性能が大幅に落ち始める場合も多く、「2年に1回の交換」が推奨されることがあるのです。
車両情報と作業概要
車種:トヨタ ランドクルーザー プラド (TOYOTA LAND CRUISER PRADO)
型式:CBA-TRJ150W
年式:平成25年7月
作業内容:バッテリー交換
作業時間:約20分
作業理由:2年に1回の交換推奨
作業費:約4万円(バッテリー本体代込み)
プラドのバッテリー容量や規格は車両仕様や寒冷地仕様などで多少異なります。
購入前に以下を要確認:
1. バッテリー規格(例:55D23L、80D26Lなど)
2. 端子位置(LまたはR)
3. 電圧(12Vかどうか)
4. サイズ(アッパーフレーム・ステーに収まるか)
寒冷地仕様車だと大容量バッテリーが搭載されているケースもあるため、現物確認が確実です。
必要な工具
今回の交換作業では、主に以下の工具を使います。
- ラチェットハンドル
- 10mmボックスソケット
- 10mmメガネレンチ
実際にステーや端子を外す際は10mmサイズが多いですが、一部モデルでは12mmや13mmが使われている可能性もあるため、事前に現物を確認してから準備すると安心。
追加アイテム:
- ウエス(バッテリー周りの汚れを拭く)
- ゴム手袋(端子付近での感電・火花リスクを低減、手の汚れ防止)
- 使い捨てウエス(古いバッテリーを扱う際に汚れがつく場合がある)
交換手順の詳細
ここでは一般的なランドクルーザー プラド(TRJ150W)のバッテリー交換を想定しています。
作業前の準備:
- エンジンを停止しキーをOFFにする
- 室内灯やナビなどの電装品を切っておく
- 可能ならメモリーバックアップを使用(ラジオや時計設定を保持したい場合)
STEP1:ボンネットを開けてバッテリーを確認
ボンネットを開けると、エンジンルーム右側(または左側)に大きなバッテリーが搭載されています。
この際に端子の向き(プラス側・マイナス側)をよく見ておくと、新品バッテリーの購入時に迷わず選べます。
注意:端子位置やサイズが合わないバッテリーを買ってしまうと取り付けられないため、必ず現物確認または車検証からバッテリー品番を確認しておきましょう。
STEP2:ステー(バッテリー固定具)を外す
ラチェット+10mmボックスを使い、反時計回りにナットを緩めてステーを外します。
ステーは先端がフック状(U字)になっており、バッテリー土台に引っ掛かる形で固定されていることが多いです。
外していくときにステーが落ちていかないよう、注意しながら作業します。
STEP3:バッテリー端子を緩めて外す
次はマイナス端子(−)から先に外します。
なぜマイナス端子を先に外すかというと、ショート(火花)や誤作動のリスクを下げるためです。
10mmメガネレンチなどでマイナス端子を緩め、ケーブルを脇に避けましょう。
次にプラス端子(+)を同じように緩めて外します。
端子の向きを覚えておくと、新しいバッテリー装着時に混乱しません。
注意:バッテリーを取り外す際、端子を車体の金属部分に触れさせないようにする。
作業中にショートすると配線やヒューズが飛ぶ危険があります。
STEP4:古いバッテリーを取り出し、新品バッテリーを取り付け
重いバッテリーを両手で持ち上げ、エンジンルームから取り外します。
新品バッテリーを同じ向きで設置し、プラス端子(+)→マイナス端子(−)の順番で接続します。
取り付け時は時計回りでナットを締め、端子が緩まないよう確実に固定。
注意:新バッテリーの取り付け時には端子の向きを間違えないように注意。
逆に付けると電装系が破損する可能性があり、非常に危険です。
STEP5:ステーを元通り取り付け、作業完了
最後にバッテリー固定ステーを再びU字フック状の先端をバッテリー台座にかけ、ナットを時計回りで締め付けて固定します。
エンジンをかけて始動具合やライトの明るさなどをチェックし、問題がなければ作業完了。
最終確認:端子やステー周りに緩みがないか、極性を間違えていないか必ず再点検しましょう。
DIY後のチェックポイント
- エンジンの始動具合:スムーズにクランキングできるか
- 電圧測定:テスターがあればエンジン停止時で12.5V〜12.8V程度、始動後は13.5V〜14.5V
- セキュリティやナビの設定:メモリーバックアップなしで交換した場合、ナビやオーディオの初期化
- 警告灯:メーターに警告灯が点きっぱなしになっていないか
よくある疑問Q&A
Q1. バッテリーは純正品じゃないとダメ?
A. 必ずしも純正品でなくてもOKですが、容量(Ah)やサイズ、端子位置が適合しているか確認が必要です。
国産大手メーカー(GSユアサ、古河電池、パナソニックなど)や海外ブランド(BOSCHなど)から選ぶ人も多いです。
Q2. 寒冷地仕様だとバッテリーが違う?
A. はい、寒冷地仕様車は容量の大きいバッテリーを積んでいる場合が多いです。
同じ車種でも標準仕様と寒冷地仕様で品番が異なるので、現物サイズや型番を見て選びましょう。
Q3. バッテリー交換したのにエンジンの掛かりが悪い…
A. 端子の締め付け不足やステーの固定ミス、またはセルモーターやオルタネーターの故障が疑われます。
DIYに不安がある場合は整備工場やディーラーで再点検を依頼すると安全。
Q4. バッテリー上がり防止には何か良い方法ある?
A. 定期的に長めの走行をして充電する、またはガレージに駐車の際にメンテナンス充電器を使うなどが挙げられます。
また、電装品(ライト、カーナビ、ドラレコなど)を使いすぎないよう意識することも大事です。
まとめ:ランドクルーザー プラドのバッテリー交換で安心・安全の走行を
ランドクルーザー プラド(CBA-TRJ150W)のバッテリー交換は、20分程度のDIYで完了する比較的シンプルなメンテナンスです。
以下の流れを守れば失敗リスクが減り、安全に交換できます。
- ボンネットを開けてバッテリー位置と端子向きを確認
- ステー(バッテリー固定具)をナットを緩めて外す
- マイナス端子→プラス端子の順で外す
- 新しいバッテリーを同じ向きで置き、プラス端子→マイナス端子で取り付け
- ステーを元通り固定し、エンジンを始動して確認
高級SUVとして人気のランドクルーザー プラドは車重が重く、バッテリーにも大きな負担がかかります。
2年前後を目安にバッテリーを交換し、エンジンの掛かり具合や電装品の安定を確保することで、アウトドアや日常走行でも安心感を得られるでしょう。
DIYでの交換なら工賃0円で済みますが、締め付け不足や端子の向き間違いなど初歩的なミスが故障に直結するため、慎重かつ安全第一で進めてください。
もし不安がある場合はオートバックス、イエローハットなどのプロショップに依頼しても、バッテリー交換工賃は500〜1,000円ほどと安いケースが多いです。
最後に、バッテリー上がりはレッカー移動の原因として最も多いトラブルの一つ。
早めのチェックや定期交換が、ランドクルーザー プラドの安全性と快適性を保つ最善策といえます。