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トヨタ ノア(ZRR70)平成25年式 エンジンオイル交換のやり方|DIYで約30分、1万キロごとのメンテナンスを楽々実践
トヨタの人気ミニバン「ノア(NOAH)」は、定期的なエンジンオイル交換が走行性能と燃費向上に直結する重要メンテナンスです。
特にファミリー層で多人数乗車や長距離走行が多い場合、エンジンに負担がかかりやすいので、3,000〜6,000kmごと(3〜6ヶ月ごと)を目安にオイルを交換すれば、ノアの快適な走りを長く維持できるでしょう。
今回の事例では、平成25年式(型式 ZRR70)を参考にDIYで約30分ほどでオイル交換を行う手順を解説します。
なぜエンジンオイル交換が大切か
エンジンオイルは、内部で潤滑・冷却・清浄などの役割を果たし、
エンジンを円滑に動かすために不可欠です。
ただし、走行や経年で酸化や不純物によって劣化し、以下のような不具合を招く恐れがあります。
- 燃費の悪化:オイル劣化でエンジン内部の摩擦が増え、燃費低下
- エンジン出力低下:潤滑不足で回転が重くなる
- 異音や振動:内部パーツが十分に保護されず金属音が増える
- 最悪の場合、エンジン焼き付き:深刻な故障と大きな出費に繋がる
定期的な交換でエンジン寿命を延ばし、静粛性や燃費を保つことができます。
車両情報と作業概要
車種:トヨタ ノア (TOYOTA NOAH)
型式:DBA-ZRR70G
年式:平成25年9月
作業内容:エンジンオイル交換
作業時間:約30分
作業金額:約5,500円(オイル代目安)
作業理由:1万キロごとのメンテナンス推奨
オイル容量の目安:約3.9リットル(フィルター交換なしの場合)。
フィルターを交換するなら微増するため、最終確認はレベルゲージで調整しましょう。
必要な工具やアイテム
- 14mmメガネレンチ:ドレインコック(オイルパン底部)を外す
- オイル受け皿/オイル処理ボックス:排出オイルを受け止める
- ウエス・軍手:手や周辺部位の汚れ防止
- 新品エンジンオイル(粘度はメーカー推奨のもの)
- トルクレンチ(あると安心):ドレインボルトを適正トルクで締め付け
- ジャッキ+ウマ(必要な場合):下回りに十分なスペースがなければ車体を持ち上げて安全に固定
オイル交換と同時にエレメント(フィルター)も交換を検討すると一層効果的です。
DIY交換手順
STEP1:車を平坦な場所に停め、エンジンを停止
1. サイドブレーキをかけ、車が動かないようにする。
2. 必要に応じてジャッキアップし、ウマで固定。
3. エンジンが熱いとオイル温度が高く火傷しやすいので、少し冷ましてから作業開始。
STEP2:14mmメガネレンチでドレインコックを反時計回りに緩め、オイル排出
オイルパン底部にあるドレインボルト(コック)を14mmメガネレンチで反時計回りに回し、オイル受け皿を用意して古いオイルを抜きます。
勢いよく出てくるので、飛び散り防止と手の火傷に注意。
ポイント:最後の数回転を手で緩めると、ボルトが急に外れてオイルが飛び散るリスクが減少。
STEP3:ドレインボルトとパッキンのチェック、締め直し
オイルが落ち切るまで待つ間、外したドレインボルトやパッキンに破損や劣化がないか確認。
ガスケットが傷んでいたら新品に交換。
オイルが出終わったら、時計回りにボルトを締め付けます。
トルクレンチを使うなら20〜30Nmが目安。
STEP4:オイルフィラーキャップを開けて約3.9リットルの新オイルを注入
次に、ボンネットを開け、オイルフィラーキャップを反時計回りに回して外し、新品オイルを注入します。
規定量は3.9L(フィルター交換なし)ですが、一度に全量入れず、3.5L程度入れてレベルゲージを確認しながら微調整すると安心。
注意:フィルターも交換するなら規定量が変わるので説明書を参照し、最終的にゲージで最終確認する。
STEP5:エンジン始動しレベルゲージで最終チェック
オイル注入後、給油キャップを締めてエンジンを1〜2分アイドリング。
エンジンを止めて数分待ち、レベルゲージを再度チェック。
F(フル)とL(ロー)の間にオイルが付いていれば適量。
不足なら少量ずつ追加し、入れすぎた場合は吸い取りや下抜きが必要です。
交換後のチェックポイント
- オイル漏れ:ドレインボルト付近に滲みがないか再確認
- 警告灯:メーター内のオイル警告灯が点灯しっぱなしになっていないか
- エンジン音・振動:アイドリングが安定し、ノイズが軽減していれば正常
交換によるメリットと注意
メリット:
- 燃費向上:抵抗が減りエンジン効率が上がる
- エンジン寿命延長:内部摩耗を防ぎ大きな故障を予防
- 静粛性アップ:潤滑が改善されアイドリングや加速時のノイズが低減
注意:
- 定期的な交換:3,000〜6,000kmごと(3〜6ヶ月)を理想とする整備士も多い
- 2回に1回はエレメント交換:汚れたフィルターだと新オイルがすぐに汚れる
- 廃油処理:オイル処理ボックスなどを利用し、環境に配慮した処分
よくある疑問Q&A
Q1. 「1万キロ毎に交換」とあるが、それでもOK?
A. 1万kmでも大丈夫な場合はありますが、短距離走行や渋滞の多い環境だとオイルの汚れが早まりやすい。
3,000〜6,000km、3〜6ヶ月目安で交換する方がエンジンを保護しやすい。
Q2. オイル銘柄はどう選べばいい?
A. メーカー推奨の粘度(例:0W-20、5W-30など)やグレードを取扱説明書で確認。
潤滑性の高い高級オイルを選ぶのも良いが、まずは推奨規格を守るのが基本。
Q3. DIYが不安ならどこに頼む?
A. ディーラーや整備工場、カー用品店(オートバックスなど)で交換可能。
工賃1,000円前後+オイル代で済むことが多く、10〜30分ほどで作業完了。
Q4. 入れすぎた場合はどうする?
A. オイル吸い取り器などで余分を抜く。
オイルが多すぎるとクランクケース内部の圧力上昇や漏れ、泡立ちなどのトラブルを招くので避ける。
まとめ:DIYでトヨタ ノア(ZRR70)のエンジンオイル交換をして快調な走りをキープ
平成25年式のトヨタ ノア(DBA-ZRR70G)のエンジンオイル交換は、約30分のDIY作業で完了します。
以下のステップを踏めば初心者でも安全に行え、エンジン性能と燃費を保てるでしょう。
- 車を平坦な場所に停めエンジン停止
- ジャッキアップしウマで固定(必要に応じて)
- ドレインコック(14mm)を反時計回りに外しオイルを抜く
- ボルトとパッキンを点検し、時計回りで締め付け
- 約3.9Lの新オイルを注ぎ、エンジン始動後レベルゲージで最終確認
オイル交換の目安時期は3,000〜6,000kmごと(3〜6ヶ月ごと)が理想的ですが、1万キロ毎など大まかな目安でもかまいません。
しかし、こまめに交換すればエンジンの快調を保ち、トヨタ ノアの静かで力強い走りを長く楽しめます。
DIYが難しい場合は整備工場やカー用品店に依頼して、メンテナンスをしっかり行いましょう。