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TOYOTA VOXY(ヴォクシー) ブレーキパッド交換のやり方
はじめに
トヨタのミニバンとして人気を誇るVOXY(ヴォクシー・型式:DBA-ZRR80W)は、ファミリーからアウトドアユーザーまで幅広い層に支持されている定番モデルです。
とはいえ、ブレーキパッドを含むブレーキ回りは命にかかわる重要な部位。
摩耗が進んでも見落としがちで、知らずに走行を続けるとブレーキ性能の低下やローターへのダメージに繋がるため、定期的な点検と交換が必要となります。
本記事では、平成27年式VOXY(ZRR80W)のブレーキパッド交換について、必要な工具や作業手順をわかりやすく解説します。
DIY整備に挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
基本情報
- 車種:TOYOTA VOXY
- 型式:DBA-ZRR80W
- 年式:平成27年7月
- 作業内容:ブレーキパッド交換
- 作業時間:約45分
- 作業理由:パッドの摩耗
ブレーキパッドは消耗品です。走行中に異音がしたりブレーキの効きが悪くなったりしたら要注意。
交換目安としては、2万~4万km前後でのチェック・交換が一般的ですが、環境や運転スタイルによっては早めに磨り減る場合もあります。
車検や定期点検時に整備士に確認してもらうのがおすすめです。
使用する工具
ブレーキパッド交換に用意する工具・資材は以下の通りです。
- 14㎜メガネレンチ
- 21㎜ボックス(インパクトレンチ用):ホイールナットの取り外し
- ヤスリ:ローター表面の軽い錆や汚れを落とす
- グリス:スライドピンやパッド裏面に塗布
グリスはブレーキ専用の耐熱グリスを選ぶと安心です。
ブレーキまわりは高温になるため、汎用品では溶け出したり劣化しやすい場合があります。
VOXY(ヴォクシー) ブレーキパッド交換手順
ステップ①:ホイールを外す
まずは21㎜ボックスとインパクトレンチ、またはクロスレンチなどを使用し、タイヤを外します。
タイヤ交換と同様の手順で、ホイールナットをすべて外して車両からホイールとタイヤを取り外します。
ステップ②:キャリパーボルトを外す
次に、14㎜メガネレンチなどを使ってキャリパーボルト(ブレーキキャリパーを固定するボルト)を反時計回りに緩めます。
VOXYの場合、キャリパー下部のボルト1本を抜けばキャリパー全体を上に持ち上げることが可能な構造になっている場合が多いです。
キャリパーを上部のピンを支点に開く感じで浮かせ、ホースを無理に引っ張らないよう注意しながら作業しましょう。
ステップ③:スライドピンの掃除とグリスアップ
キャリパーを外すと、スライドピンが見えます。
ブレーキの片押しキャリパー構造の場合、このスライドピンが滑らかに動くことでパッドが均等にあたる仕組みとなっています。
ピンに錆や汚れが溜まっていると動きが悪くなり、ブレーキの引きずりや片摩耗の原因になるため、清掃してグリスを塗布してください。
ステップ④:ピストンの押し戻しとパッドの取り外し
ブレーキキャリパーのピストンを縮めることで、新しい厚みのあるパッドがきちんとはまります。
専用のピストン戻し工具や大きめのマイナスドライバーなどを使って、ピストンを奥まで押し戻すようにしてください。
ピストンを戻し終わったら、古いパッドを外します。
ステップ⑤:ローターの軽い清掃・パッドシムのグリスアップ
パッドを外した状態で、ローター表面に錆や汚れがある場合はヤスリで軽く擦り落とします。
完全な研磨が必要なほど深い傷がある場合は、ローターの研磨や交換を検討しましょう。
また、パッド裏に取り付けるシムはブレーキ鳴きを防ぐ大切なパーツ。
適度にブレーキグリスを塗布し、ブレーキ液やオイルまみれにならないよう注意します。
塗りすぎは逆効果になるため、接触面のみに適量を塗布してください。
ステップ⑥:新しいブレーキパッドの取り付け
清掃・グリスアップが終わったら、新しいパッドをローターにセットします。
パッドの向きや左右を間違えないよう確認しながら、正しい位置に装着してください。
その後、キャリパーを元の位置に戻し、外したキャリパーボルトを時計回りでしっかりと締めます。
交換後のチェックポイント
- ブレーキの踏み心地:エンジンをかけ、ブレーキを数回踏んでエア抜きというかピストンの動きを馴染ませます。
- 異音の確認:試走して、ブレーキを軽く踏んだ時に異音(キーキー音や振動)が出ないかチェック。
- ホイール取り付け:タイヤを戻す際、ホイールナットを対角線順に均等に締め付け(トルクレンチがあれば使用)ましょう。
まとめ
平成27年式 トヨタ VOXY(ZRR80W)のブレーキパッド交換は、14㎜メガネレンチ、21㎜ボックスインパクト、ヤスリ、グリスといった工具で約45分ほどで完了します。
ブレーキは安全を左右する最重要部位のひとつ。
自己流のメンテナンスに不安がある方や、初めての方は整備店やディーラーに依頼するのも選択肢として考えてみてください。
交換後は必ずブレーキを試走テストし、異常や異音がないかを確認してから本格的に走行を始めましょう。
※自分でVOXY(ヴォクシー)の修理・整備を行う場合はリスクが伴います。必ず自己責任の上で対応してください。
車の分解に自信のない方は、迷わずお近くの修理店・整備店に相談されることをおすすめします!