【徹底解説】トヨタ ヤリス(6AA-MXPH10)令和2年式のエンジンオイル交換手順と注意点
トヨタ ヤリスは、コンパクトな車体に優れた燃費性能と走行性能を両立させた人気車種です。
令和2年式(6AA-MXPH10)モデルであっても、定期的なメンテナンス、特にエンジンオイル交換は車の寿命を延ばし、燃費向上やエンジン保護に直結する重要な作業と言えます。
本記事では、ヤリスのエンジンオイル交換手順や必要な工具、注意点などを詳しく解説します。
DIYで交換を考えている方はぜひ参考にして、安全第一で作業を進めてください。
【基本情報】令和2年式 トヨタ ヤリス(6AA-MXPH10)のエンジンオイル交換
車種:トヨタ ヤリス
型式:6AA-MXPH10
年式:令和2年10月
作業内容:エンジンオイル交換
作業時間:約30分
作業金額:約5,000円
作業理由:定期点検(1万キロを目安)
ヤリスはトヨタのコンパクトカーとして、街乗りからロングドライブまで幅広い使用環境に対応できる車種です。
しかし、エンジン内部の摩擦を低減し、冷却や洗浄効果を担うエンジンオイルは、走行距離や時間の経過とともに劣化するため、メーカー推奨の交換サイクルを守ることが大切です。
【使用する工具と事前準備】
今回のエンジンオイル交換で使用した主な工具は以下のとおりです。
- 14mmメガネレンチ
- プラスドライバー
また、作業を始める前に以下の準備・確認を行いましょう。
- 交換用オイルの適合確認:
ヤリスは一般的に低粘度オイル(0W-20や5W-30など)が推奨される場合が多いですが、グレードやエンジン仕様により適した粘度が異なることもあるため、取扱説明書やディーラーの推奨値を確認してください。 - オイル交換時の廃油処理:
オイルパックなど廃油を処理する道具を準備し、環境に配慮して適切に処分しましょう。 - 平坦で安全な場所:
作業スペースを十分に確保し、ジャッキアップ時に車が動かないようサイドブレーキや輪止めを使用します。
【作業手順1】ジャッキアップとアンダーカバーの取り外し
1. ジャッキアップ:
ヤリスは車高が低めのコンパクトカーですが、オイルパンへアクセスするためにはジャッキアップが必要になる場合があります。
ジャッキとウマ(リジットラック)を使い、車体を確実に安定させてください。
2. アンダーカバー取り外し:
プラスドライバーを使ってボルト2本を外し、アンダーカバーを取り外します。
カバーが割れないよう注意しながら作業を行いましょう。
アンダーカバーの固定箇所によってはクリップ式になっている場合もあります。無理に力を入れず、構造を確認しながら外してください。
【作業手順2】ドレインコックの緩めとオイル排出
1. オイルパンの場所を確認:
エンジン下部にあるオイルパンを探し、ドレインコック(ボルト)を確認します。
2. 14㎜メガネレンチでドレインコックを反時計回りに緩める:
ドレインコックを外す直前にオイル受け皿を下にセットし、オイルが勢いよく出てくるのに備えます。
3. オイル排出:
しばらく待ち、オイルが落ちきるまで待ちましょう。
エンジンが熱い状態だとオイル温度が高く、やけどのリスクがあるため注意してください。
オイルが排出される間、ドレインコックのワッシャーやパッキンが破損や変形していないか確認します。
【作業手順3】ドレインコックの点検と締め付け
1. ドレインコックの破損チェック:
ボルトやパッキンに裂け目や大きな摩耗があれば新品に交換しましょう。
2. ドレインコックを時計回りに締め付け:
締め付けすぎるとネジ山を痛める原因になるため、適度なトルク(おおよそ30N・m前後)で締め付けます。
3. アンダーカバーを取り付け:
プラスドライバーでボルトを締め、カバーを元に戻します。
作業時にアンダーカバーを取り付け忘れないよう注意してください。走行中にカバーが外れると大きなトラブルを招く恐れがあります。
【作業手順4】エンジンオイル注入とレベルゲージ確認
1. オイルフィラーキャップを外す:
エンジン上部にあるフィラーキャップを反時計回りに回して取り外します。
2. 新しいオイルを約3.3リットル注入:
ロート(じょうご)などを使い、こぼさないよう少しずつ入れましょう。
3. エンジンをかけて循環:
エンジンを数十秒~1分程度アイドリングさせ、オイルを全体に回します。
4. エンジン停止後、レベルゲージを確認:
しばらく待ってからゲージを引き抜き、適正量に達しているか確認します。必要なら少しずつ追加。
オイル量を入れすぎるとクランクケース内で過剰に攪拌され、エンジントラブルの原因になることもあるため、適正量を厳守してください。
【エンジンオイル交換後のチェックポイント】
オイル交換が完了したら、以下を最終確認します。
- オイル漏れ:
ドレインコック付近やアンダーカバーの隙間からオイルが垂れていないか。 - エンジン警告灯:
メーターパネル上のオイル警告灯が消えているか。 - 試走:
短距離走行をして、エンジンの調子や異音がないかをチェック。
問題がないようであれば作業は完了です。
【トヨタ ヤリス エンジンオイル交換の目安時期】
店舗によって交換サイクルはやや異なるものの、一般的には3,000~6,000km、または3~6ヶ月ごとのオイル交換が多い印象です。
メーカー推奨では1万kmという話もありますが、短距離走行やシビアコンディション(渋滞や酷暑・寒冷地走行)の場合は早めの交換がエンジン保護に有効です。
- こまめに交換するほど燃費向上やエンジン寿命延長に寄与。
- オイルフィルター(エレメント)は2回に1回交換が目安。
- ディーラーや整備工場で点検・交換タイミングを相談可能。
【DIY整備のリスクと注意点】
エンジンオイル交換はDIY整備の中でも難易度が低いとされますが、以下のリスクや注意点を押さえておく必要があります。
- ジャッキアップの安全:
ジャッキの使用方法やウマのかけ方を誤ると大事故につながる。 - ドレインコックの締め付け:
締め付け不足によるオイル漏れ、締めすぎによるオイルパン破損のリスク。 - 廃油処理:
廃オイルは自治体のルールに従い、適切に処分する。(廃油パック等を活用) - メモリー消去:
オイル交換時に電装系の設定がリセットされることは少ないが、万が一に備えて確認。
自信がない方は、迷わず整備店やディーラーに依頼し、プロの手に任せるのも安心です。
【まとめ】定期的なオイル交換でヤリスをベストコンディションに
令和2年式(6AA-MXPH10)トヨタ ヤリスのエンジンオイル交換手順を紹介しました。
エンジンオイルは車の「血液」とも言える存在で、こまめに交換することで燃費の向上やエンジンの寿命延長に大きく寄与します。
メーカー推奨や整備士のアドバイスを参考に、3,000~6,000km(3~6ヶ月)あるいは1万kmの目安を守りながら交換サイクルを設定してみてください。
DIYでの作業は、費用を抑えられるメリットもありますが、安全対策や廃油処理などに注意が必要です。
もし不安がある場合や時間が取れない場合は、迷わず専門店やディーラーに相談して、確実にメンテナンスを行ってください。
ヤリスの魅力である優れた燃費性能と走行快適性を長く維持するために、定期的なオイル交換を習慣づけましょう。
※自分でトヨタ ヤリスの修理・整備を行う場合はリスクを伴うため、必ず自己責任にて対応してください。
車の分解に自信のない方は、迷わず整備店や修理店に依頼することをおすすめします。