ビアンテ エアコンフィルター交換

平成29年式 マツダ ビアンテのエアコンクリーンフィルター交換

【保存版】平成29年式 マツダ ビアンテ(DBA-CCFFW)エアコンクリーンフィルター交換方法|年1回の定期交換で快適車内を維持

平成29年式のマツダ ビアンテ(型式:DBA-CCFFW)は、その広々とした車内空間と高い利便性で多くのファミリー層やアウトドアユーザーに支持されている人気ミニバンです。
しかし、車内の空気を快適に保ち、エアコンの性能を最大限に引き出すためには、エアコンクリーンフィルター(キャビンフィルター)の定期交換が不可欠。
本記事では、エアコンクリーンフィルター交換の必要性や、具体的な交換手順をわかりやすく解説します。

DIY初心者でも実施しやすいよう、写真がなくても分かる形で手順を丁寧にまとめました。
車内の嫌なニオイや埃、花粉・PM2.5などをしっかりシャットアウトして、家族や同乗者にとって快適な環境をキープしましょう。


■エアコンクリーンフィルター交換の基本情報

  • 車種:マツダ ビアンテ
  • 型式:DBA-CCFFW
  • 年式:平成29年8月
  • 作業内容:エアコンクリーンフィルター交換
  • 作業時間:約30分
  • 作業金額:約5,000円(フィルター部品代)
  • 作業理由:年1回の定期交換

以下、作業に必要な工具や交換作業の手順を写真付きで解説していきます。車のメンテナンス初心者でも取り組めるよう、注意点やコツもあわせて紹介。
快適な車内環境を守るうえで大切なポイントを押さえ、DIY整備をスムーズに行いましょう。


■エアコンクリーンフィルター(キャビンフィルター)の役割

エアコンクリーンフィルターは、外気や車内循環モードで取り込んだ空気から、花粉・ホコリ・排気ガスの微粒子などを除去する重要なパーツです。
もしこのフィルターが目詰まりしてしまうと、エアコンの吹き出し口から送られる空気が汚れたり、送風量が低下して効きが悪くなったり、さらにはエアコン内部でカビが繁殖する原因にもなります。
特にビアンテのように車内スペースが広いミニバンでは、空気の循環量が多い分、フィルターの劣化や目詰まりが起きやすいと言われています。

こうしたリスクを避けるためにも、年に1度もしくは車検時にエアコンクリーンフィルターの交換を行うのがおすすめです。
花粉や黄砂のシーズンに走行距離が伸びる方や、小さな子ども・高齢者が同乗する機会が多い方は、定期的な点検と交換がとくに重要になります。


■交換に必要な工具と準備

今回の平成29年式 マツダ ビアンテ(DBA-CCFFW)のエアコンクリーンフィルター交換に必要な工具は、プラスドライバー1本のみ。
その他、手や服を汚さないように作業用手袋やウエスを用意しておくと便利です。
また、新品のフィルターは必ずビアンテ(CCFFW)対応の製品を選びましょう。
以下の商品リンクから購入できるフィルターもあるので、型番や対応年式をしっかり確認してから準備してください。


注意:フィルター選択を誤ると装着できない、もしくはパッキンが合わず隙間から埃が侵入する恐れがあります。
純正品でも社外品でも構いませんが、信頼性と互換性は必ずチェックしておきましょう。


■平成29年式 マツダ ビアンテ エアコンフィルター交換手順

STEP 1:助手席足元のカバーを外す

まずは助手席側にまわり、足元を覗き込みましょう。そこにあるカバー(パネル)を外します。
このカバーはクリップや爪で固定されている場合が多く、手で引っ張れば外れる構造です。
強引に引きちぎらないよう、上・下・左右を少しずつ探りながら外してみてください。
また、足元側にも別途カバーがついているので、ついでに取り外しておきます。

ポイント:外したカバーやクリップは紛失しやすいため、安全な場所にまとめて保管しておきましょう。
この作業によってエアコンユニット(ブロアモーター周辺)が視界に入るようになります。

STEP 2:フィルターカバーのネジを外す

写真の赤丸部分にあるフィルターカバーを固定しているプラスネジを外します。
上部に1本、その他に3本で、合計4本のネジがあるはずです。
プラスドライバーを使用して、反時計回りに慎重に緩めます。
ネジを落とすと見つけにくいので、あらかじめ受け皿やマグネットトレーを用意しておくと安心です。

STEP 3:フィルター本体を取り出す(2枚構成に注意)

ネジをすべて外し、フィルターカバーを外すと、エアコンクリーンフィルターが上下2枚に分かれてはめ込まれているのが見えます。
ビアンテのようにエアコンユニットが大きめの車種では、この2枚構成になっていることが多いのが特徴です。
古いフィルターをゆっくりと引き抜き、2枚とも外してください。
万が一、ホコリやゴミがフィルター外周部に溜まっている場合は、クリーナーやエアブローで軽く清掃しておくとよいでしょう。

新旧比較:外したフィルターと新品フィルターを見比べると、汚れの溜まり具合や色の違いがはっきり分かるはずです。
この状態でエアコンを回していたとなると、車内に汚れた空気が送り込まれていた恐れも…。
早めに交換するほど、エアコン本体や車内空間を綺麗に保てます。

STEP 4:新品フィルターを装着(向きに注意)

新品のエアコンフィルターを2枚とも、外したときと同じ位置に挿入します。
多くのフィルターには「UP」や矢印が印字されており、空気の流れ上下の向きが指示されています。
ビアンテの場合は、上下2枚を順番に奥まできちんと差し込みましょう。

もし向きを間違えると性能が落ちる場合があるので、事前に製品付属の説明書を確認してください。
2枚のうちどちらが上・下かが明記されていない場合、サイズや形状で判断できるはずです。

STEP 5:カバーとネジを元通りに戻す

フィルター装着が終わったら、カバーを元に戻してネジを「時計回り」に締め直します。
ネジ穴を斜めに噛んでしまわないよう、少しずつ手で回して位置を合わせたうえで、最後にドライバーでしっかり固定しましょう。
その後、外していた足元カバーや助手席側カバーを装着し、パチンとクリップがはまるまで押し込めば作業完了です。


■交換作業後のチェックポイント

  • エアコンの風量・におい:フィルターを交換すると、ホコリ臭や嫌なにおいが軽減され、送風量の低下も改善されやすくなります。実際にエアコンを稼働してチェックしてみましょう。
  • 取り付け不備の有無:エアコン起動時にフィルターが振動して異音がする、あるいはカバー付近から風が漏れるような感覚があれば、フィルターの装着が甘い可能性があります。
  • 工具・ネジの締め付け確認:プラスドライバーで締めたネジに緩みがないか最終確認しておきましょう。

■エアコンクリーンフィルター交換の目安とメリット

マツダ公式や多くの整備士が推奨しているのは「1年に1回または車検時に交換」。
エアコンを頻繁に使用する夏季や花粉・黄砂が飛散する春先は、フィルターが目詰まりしやすい時期と言えます。
特にビアンテのようなミニバンは、車内人数が多いほど換気やエアコン負荷が増えるため、早め早めの交換を心掛けるのがベスト。
費用も5,000円前後と比較的安価で済む割に、次のようなメリットが得られます。

  • 車内の空気がクリーンになり、花粉症やアレルギーの方にも快適
  • エアコンの送風性能が向上し、冷暖房効率アップ
  • においの原因になるカビや雑菌の繁殖を抑えやすい

■よくある質問(Q&A)

Q1:同じビアンテでも年式によってフィルターは違うの?

A:年式や型式によって形状・サイズが異なる場合があります。
必ずDBA-CCFFW(平成29年8月式など)に適合する製品を選んでください。

Q2:フィルターを洗って再利用できる?

A:基本的には使い捨てタイプが主流です。
紙や不織布素材のフィルターを水洗いするとろ過機能が劣化する恐れがあります。
メーカーの推奨がない限りは新品への交換が望ましいです。

Q3:DIYで交換するのが不安…

A:作業難易度は比較的低めですが、工具の扱いに慣れていない方や足腰に負担を感じる方は、整備工場やディーラーに依頼するのが安心です。
部品持ち込みで工賃のみで交換してくれる店舗もあるので、費用面も相談してみると良いでしょう。


■まとめ|平成29年式 マツダ ビアンテを快適に保つために

平成29年式のマツダ ビアンテ(DBA-CCFFW)では、エアコンクリーンフィルターが上下2枚構成になっている点が特徴的です。
交換自体はプラスドライバー1本あれば約30分で完了するため、DIY初心者でもチャレンジしやすいメンテナンスと言えます。
車内の空気を綺麗に保ち、花粉症やアレルギー対策にも一役買ってくれるエアコンフィルター。
年1回の定期交換が目安ですが、エアコン使用頻度が高い方、ペットを乗せる機会が多い方、砂や埃の多い地域を走る方は、半年に1回程度の早め交換を検討してみてください。

大きな車内空間を持つビアンテだからこそ、清潔で快適なドライブ環境を維持することは乗る人全員の健康や快適性に直結します。
今回紹介した手順を参考に、スムーズかつ安全にDIY整備を進めてみましょう。
もし不安がある場合や、作業中にトラブルが起きた際は、迷わずプロの整備士に相談することをおすすめします。

以下の商品リンクもご活用いただき、交換用のフィルター選びにお役立てください。



【注意事項】

自分で平成29年式 マツダ ビアンテの修理・整備を行う場合はリスクが伴います。
必ず自己責任の上で対応してください。
車の分解に自信のない方は、迷わずお近くの修理店、整備店に相談されることをおすすめいたします。
また、取り外したカバーやネジの管理を徹底し、組み付け時の締め付けトルクやパーツの向きに注意することで、トラブルを避けられます。