平成26年式 ダイハツ ハイゼットのオイルエレメント交換のやり方

【完全解説】平成26年式 ダイハツ ハイゼット(EBD-S321S)のオイルエレメント交換|DIY手順と注意点まとめ

軽商用車として圧倒的な知名度を誇るダイハツ ハイゼット。
農業や配達業、趣味のアウトドアなど、幅広いシーンで活躍する一台ですが、エンジンを良好な状態に保つためにはオイル交換と併せてオイルエレメント交換を行うのが理想的です。
今回は平成26年式 ダイハツ ハイゼット(型式:EBD-S321S)を例に、オイルエレメント交換の具体的な方法や注意点、交換のメリットを徹底解説します。

この記事を最後まで読めば、オイルエレメント交換に関する疑問はほぼ解決できるはずです。
ぜひ参考にして、愛車のハイゼットを長持ちさせてください。


■ なぜオイルエレメント交換が必要なのか?

オイルエレメント(オイルフィルター)はエンジンオイルの汚れを濾過し、エンジン内部を清潔に保つ役割を担っています。
エンジンを動かす過程で燃焼による煤や金属粉、スラッジなどがオイルに混ざり、それをオイルエレメントがキャッチすることで、エンジン摩耗を最低限に抑えているのです。
しかし、濾過した汚れがエレメント内に溜まりすぎるとろ過性能が落ち、エンジンが負担を受けるようになります。
これが燃費低下やエンジン寿命を縮める一因となるため、定期的なオイルエレメント交換が非常に重要なのです。

■ 車両情報と作業概要

 

車種:ダイハツ ハイゼット (DAIHATSU HIJET)
型式:EBD-S321S
年式:平成26年8月
作業内容:オイルエレメント交換作業
作業時間:約30分
作業金額:約6,000円(オイル代込み)
作業理由:1万キロ走行毎

ダイハツ ハイゼットは積載や小回りの良さから、過走行になるケースも多い軽商用車です。
オイルだけでなくエレメントも交換することで、エンジン内部のクリーンさを維持し、トラブルを未然に防ぎやすくなります。
とくに1万kmごとの交換を推奨しているオーナーも多いので、オイル交換と同時に行うのがおすすめです。

■ 必要な工具と準備

今回の作業に必要な工具は、以下のとおりです。

1. ラチェット
2. オイルフィルターレンチ

 

ポイント:

  • ラチェット:ドレインボルトを外す際に使い、通常は10mm〜14mmのソケットがあれば十分(ハイゼットのドレインは14mmが多い)
  • オイルフィルターレンチ:円筒形のフィルターを回して外す専用工具。
    固着しているエレメントを緩める際にも便利

また、オイルを抜き取るために

  • 廃油受け(オイル処理箱)
  • ウエスやペーパータオル

も用意しましょう。
オイル交換とセットで行うため、新しいエンジンオイルも用意しておきます。

■ オイルエレメント交換の具体的手順

 

STEP1:オイルを抜く(オイル交換作業の省略手順)

 

オイルエレメントを交換する場合は、オイル交換も同時に行うのが一般的です。
本記事ではオイル交換作業はすでに実施、または他記事で解説済みとして、省略します。
簡単に言うと、14mmドレインボルトを反時計回りに回してオイルを排出し、必要に応じてドレインパッキンを交換してボルトを締め直す流れです。

 

注意:オイル交換と同時にエレメントを交換するからこそ、古いオイルを全て抜いている状態の方がエレメント周りの汚れもスムーズに除去できます。
未交換のオイルをそのまま残してエレメントだけ交換する方法もありますが、オイルが汚れたままでエレメントを変えても効果半減です。

STEP2:オイルフィルターレンチでエレメントを外す

 

オイルパン下部のドレインボルトからオイルを抜いた後、エンジン前方や側面に取り付けられているオイルエレメントを探します。
ラチェットフィルターレンチ(オイルフィルターレンチ)を使い、反時計回りに回せば外すことができます。

 

 

注意:

  • 固着している場合、潤滑剤を少量かけて数分待つと緩めやすい
  • エレメントを緩めると残留オイルが垂れるので、ウエスや受け皿をしっかりセット
  • 火傷防止のため、エンジンが熱すぎる状態での作業は避ける

 

STEP3:新しいエレメントを取り付け(時計回り)

 

古いエレメントを外すと、エンジン側の接合面にオイルやゴミが付着している場合があります。
清潔なウエスで当たり面を拭き取り、新品のエレメントを取り付けます。

1.エレメントのゴムパッキン(Oリング)部分に新しいオイルを指で薄く塗っておく(潤滑と密閉性向上)
2.手で時計回りに回し、最後に工具で増し締めする
3.締めすぎに注意(約3/4回転〜1回転強が目安)

注意:締めすぎると次回外すときに苦労したり、ゴムパッキンがダメージを受けたりします。

■ 作業後の確認とポイント

 

エレメントを取り付けたら、ドレインボルトとエレメント周りにオイル漏れがないかチェックします。
その後、新しいオイルを注ぎ、適量(レベルゲージのFとLの間)を保ちつつ、エンジンをかけてアイドリング1〜2分。
オイルが循環してから再度レベルゲージを確認し、不足分を補充します。

■ よくある質問(Q&A)

 

Q1:オイルは交換したのにエレメントを交換しないとどうなる?

 

A:エンジン内の汚れをキャッチするエレメントが古いままだと、新しいオイルがすぐに汚れてしまいます。
オイル交換2回に1回、もしくは1万km毎のエレメント交換を推奨する整備士が多いです。

 

Q2:締め付けトルクはどのくらいが適切?

 

A:一般的にオイルエレメントは手締め+1/2〜3/4回転が目安です。
車種によっては20〜30Nm程度のトルクレンチ使用を推奨するケースもありますが、締めすぎはパッキン潰れや固着を招くので注意。

 

Q3:オイル交換とエレメント交換の費用はいくら?

 

A:作業工賃込みで3,000〜5,000円程度が一般的。(オイル量や銘柄で変動)
DIYならエレメント代1,000円前後+オイル代2,000〜4,000円程度と比較的安く済ませられます。

 

Q4:エレメントを外すのに苦戦して壊れそう……

 

A:固着している場合、潤滑剤を少し吹きかけて数分待つと緩みやすくなります。
また、レンチがきちんと噛み合っているか再確認し、焦らず少しずつ回すことが大切。

 

■ 交換時期の目安と注意点

 

オイルエレメントは、オイル交換2回に1回(約1万kmごと)や半年〜1年ごとなど、整備士や店舗により推奨サイクルが異なります。
しかし、商用利用や走行距離が増えがちなダイハツ ハイゼットの場合は、早めの交換がエンジン保護に効果的です。

  • 目安:1万km、またはオイル交換2回に1回
  • 交換しないリスク:汚れを濾過しきれなくなり、エンジン摩耗や燃費低下を招く
  • DIY:工賃を抑えられるが、正しい手順と注意を守らないとエンジン故障リスク

もし時間や工具がない方、作業に不安がある方は整備工場やディーラーに依頼することがおすすめ。

■ まとめ:ハイゼットのオイルエレメント交換はDIYでも30分でOK

平成26年式 ダイハツ ハイゼット(EBD-S321S)のオイルエレメント交換は、オイル交換と同時に行うのがベストな方法です。
1.古いオイルを抜く
2.オイルフィルターレンチでエレメントを外す
3.新しいエレメントを取り付ける
4.エンジンオイルを注ぎ、レベルゲージでチェック

この手順を守れば、約30分ほどで作業が完了します。DIYなら工賃がかからず、パーツ代やオイル代のみで済むため、定期交換の費用を抑えることが可能です。

ただし、締め付けトルクを誤ったり、ゴムパッキンにオイルを塗らないまま装着するとエレメント周辺からオイル漏れが起きる恐れも。
DIYの場合は自己責任での作業となるため、作業時の安全や確実性を重視し、必要に応じてトルクレンチやクリーナーを活用しましょう。

オイルエレメント交換を定期的に行えば、エンジン内部をきれいに保ち、燃費向上やエンジン寿命の延長につながるメリットが大きいです。
過酷な使用状況で多走行になりやすいハイゼットだからこそ、オイル交換とエレメント交換を怠らずにケアして、快適な走行を続けてください。

以上が「ダイハツ ハイゼット(平成26年式)のオイルエレメント交換」に関するすべての情報です。
この記事を参考に作業を進めていただければ、初心者でも失敗なく交換できるはず。
どうしても難しいと感じた場合は、整備工場ディーラーに任せるのもひとつの選択肢です。安全第一で、愛車を長く乗り続けましょう。