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- 1 平成25年式 三菱 デリカD5のエンジンオイル交換のやり方
- 1.1 ①デリカD5のオイル交換に使用工具は、ラチェット ・14㎜ボックス ・10㎜ボックス を使用
- 1.2 ②デリカD5をリフトアップし、アンダーカバーを一部取り外していきます。 ラチェット10㎜ボックス使用し反時計回りで緩めていきます。
- 1.3 ③次にドレインコックを緩めます。 オイルパンを確認し、ラチェット14㎜ボックスを使用し、反時計回りで緩めます。 オイルを排出し、ドレインコックの破損がないかを確認します。 破損等があった場合オイル漏れの原因になります
- 1.4 ④ドレインコックを時計回りに締めていきます。
- 1.5 ⑤エンジンオイル給油キャップをあけて5.6リットルのオイルをいれます。 エンジンをかけてオイルを回したらレベルゲージを確認。 規定量入ってることを確認して作業終了です。
- 1.6 【デリカD5 エンジンオイル交換の目安時期】
平成25年式 三菱 デリカD5のエンジンオイル交換のやり方
車種:三菱 デリカD5
型式:LDA-CV1W
年式:平成25年11月
作業内容:エンジンオイル交換
作業時間:約30分
作業金額:約7,000円
作業理由:車検時交換
三菱 デリカD5(LDA-CV1W)は、多人数乗車と悪路走破性を両立させた人気のミニバンです。
ディーゼルエンジンを搭載するモデルもあり、エンジンオイル交換は燃費やエンジンの寿命を左右する重要な整備項目のひとつとなります。
定期的にオイルを交換することで、エンジン内部のスラッジや金属粉の蓄積を抑え、愛車を良好なコンディションで保つことが可能です。
交換の流れは基本的にガソリン車と同じですが、デリカD5のようにアンダーカバーが付いている場合は、一部カバーを外してドレインコックにアクセスするのがポイントとなります。
※工具や部品の適合性は保証していないため、必ず購入前に車種やエンジン型式をよく確認してから作業してください。
①デリカD5のオイル交換に使用工具は、ラチェット
・14㎜ボックス
・10㎜ボックス
を使用
エンジンオイル交換を行う際、14mmソケットはドレインコックを緩めるのに使用します。
また、アンダーカバーを固定しているネジが10mmの場合が多いので、10mmソケットも準備しておきましょう。
もし固着がひどい場合は、潤滑剤(ラスペネなど)を使ってネジを緩めやすくすると作業がスムーズです。
②デリカD5をリフトアップし、アンダーカバーを一部取り外していきます。
ラチェット10㎜ボックス使用し反時計回りで緩めていきます。
まずは車両をリフトアップまたはジャッキ+ウマで安全に固定します。
デリカD5はアンダーカバーがエンジン下部を覆っているため、10mmソケットを使って一部のネジやボルトを外し、オイルパンとドレインコックにアクセスできるようにします。
外したネジは紛失しやすいので、マグネットトレイなどを使って保管すると便利です。
③次にドレインコックを緩めます。
オイルパンを確認し、ラチェット14㎜ボックスを使用し、反時計回りで緩めます。
オイルを排出し、ドレインコックの破損がないかを確認します。
破損等があった場合オイル漏れの原因になります
アンダーカバーを外してオイルパンが見えたら、14mmソケットを用いてドレインコックを反時計回りに緩め、古いエンジンオイルを排出します。
ドレインコックは意外と高温になっていることがあるので、エンジンが冷えている状態か、安全に触れられる温度まで待ってから作業を開始してください。
オイルが全て抜けるには数分かかる場合があるため、作業中はこぼれないように適切な排油容器を下に置きましょう。
ポイント:
- ドレインコックにパッキン(ガスケット)が正しくついているか確認
- ガスケットが摩耗・破損していれば新品に交換
- ドレインコックやオイルパン周りにオイルのにじみがないか点検
④ドレインコックを時計回りに締めていきます。
オイルがすべて抜けたら、ドレインコックを締め直します。
過度な力で締めすぎるとネジ山を壊したり、オイルパンを変形させる恐れがあるため、適度なトルク(車種によって異なる)で締め付けましょう。
トルクレンチがあれば理想的ですが、なければ「しっかり閉まった」と感じる程度を目安にしてください。
⑤エンジンオイル給油キャップをあけて5.6リットルのオイルをいれます。
エンジンをかけてオイルを回したらレベルゲージを確認。
規定量入ってることを確認して作業終了です。
最後にエンジン上部のオイルフィラーキャップを外し、新しいオイルを5.6リットル注入します。
推奨オイル粘度は地域の気候やメーカー推奨値によって異なるため、車種別の指定オイルを参考にしましょう。
給油後、エンジンを始動し1〜2分アイドリングさせてからレベルゲージを再度確認し、必要量が入っているかを確かめます。
もし不足しているようであれば、少しずつ注ぎ足しながら基準線を超えないように調整してください。
注意:
- エンジンを回す前にドレインコックとアンダーカバーがしっかり元に戻っているか要確認
- オイル量は上限ラインを超えないように注意
- オイルフィルター交換も同時に行うと、さらにエンジン内部をクリーンに保てます
※工具や部品関係の相性保証はしておりませんので、必ずご自身で適合確認をして下さい。
自分でデリカD5の修理・整備を行う場合はリスクが伴いますので、必ず自己責任の上で対応をお願いします。
車の分解に自信のない方は、迷わずお近くの修理店、整備店に相談される事をお勧めいたします!
【デリカD5 エンジンオイル交換の目安時期】
オイル交換の目安時期は店舗や整備士によって異なりますが、一般的に3,000km~6,000km、または3~6ヶ月に1度が推奨されるケースが多いです。
オイル交換の際にはオイルフィルターの交換も検討するのがおすすめで、2回のオイル交換ごとに1回フィルターを交換するとエンジン内をより清潔に保つことができます。
特にデリカD5はアウトドアや長距離走行で使用されやすい車種なので、定期的にオイル状態をチェックして、エンジンの寿命を延ばしましょう。