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ダッジ デュランゴ(平成23年式)純正タイヤ&ホイール履き替え方法を徹底解説|DIYで特大アメ車SUVをカスタム
ダッジ(DODGE)の大型SUVとして注目されるデュランゴは、アメリカ車らしい迫力のサイズ感と独特のデザインで日本でも一定の支持を受けています。
車体が大きく重量もあるため、タイヤやホイールへの負荷も高め。そのため交換作業を行う際には、国産コンパクト車よりも注意が必要です。
今回は並行輸入車のデュランゴ(年式:平成23年式)を例に、純正タイヤ&ホイールへの履き替え手順を詳しく解説していきます。
車両が特大サイズであることもあって、「どのようにジャッキアップするのか」「必要なナットサイズは?」などの疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読めば、並行輸入アメ車の基本的なホイール交換に関する不安がかなり解消されるはずです。DIY初心者の方でも安全に作業できるように、交換作業のポイントや注意事項、費用目安などを総合的にまとめました。
日頃からタイヤやホイールの状態に敏感になって、より安全で快適なSUVライフを送りましょう。
【車両情報】
・車種:ダッジ デュランゴ
・型式:不明(並行輸入車のため)
・年式:平成23年12月
・作業内容:純正タイヤ&ホイールへの履き替え
・作業時間:約1時間
・作業金額:約6,000円(タイヤ&ホイールお客様持ち込み、交換工賃)
・作業理由:ドレスアップ
デュランゴのタイヤ&ホイール交換が重要な理由
アメ車SUVとして特大サイズのデュランゴは、車両重量が非常に重いことからタイヤやホイールへの負担が大きくなりがちです。
足回りのメンテナンスを怠ると、タイヤの偏摩耗や亀裂、ホイールの損傷などが進行し、以下のリスクが考えられます。
・長距離走行中のタイヤバーストやパンク
・ホイールナットの弛みによる振動や安全性低下
・燃費悪化(重い車体でさらに摩擦抵抗が増えるため)
・ハンドリングやブレーキ性能の低下
車両の安全と快適性を維持するには、タイヤとホイールの状態をこまめにチェックし、必要に応じて交換または履き替えを行うことが重要です。
今回は純正のタイヤ&ホイールセットへの交換となりますが、アルミホイールやカスタムホイールへの交換を考えている方も同じ手順で参考にできるでしょう。
タイヤ交換作業時の注意点
タイヤ交換や履き替え作業は比較的簡単そうに見えますが、アメ車SUVの場合、以下の点に注意が必要です。
・車重が大きい:
ジャッキアップ時の安定性確保が国産コンパクト車以上に重要。
必ずウマ(リジッドラック)や輪止めを使い、平坦な場所で作業する。
・ナットサイズやピッチの違い:
並行輸入車ではホイールナットのサイズやピッチが日本車と異なる場合がある。
19mmや21mmといったサイズは一般的だが、22mmが必要になるケースも多い。
・トルクレンチでの増し締め推奨:
インパクトだけで締めると締めすぎや緩みのリスクがある。
最後は必ずトルクレンチを使って正しいトルクで締め付ける。
・バルブやタイヤの空気圧センサー:
アメ車の場合、タイヤ空気圧センサー(TPMS)が装着されていることが多い。
ホイールを交換するときはセンサーの有無や位置を確認し、破損しないよう注意。
こういったポイントを把握していないと、作業中や作業後にトラブルを起こしやすいので、準備段階でしっかりチェックをしておきましょう。
使用工具と手順の概要
使用工具:
・インパクトレンチ(ソケットは22mmを例)
・トルクレンチ(増し締め用)
・ジャッキ+ウマ(リジッドラック)
・クロスレンチやラチェットでも可(インパクトがない場合)
インパクトレンチ
アメ車SUVのホイールナットは大きめで、22mmソケットが必要な場合が多い。
ただし、今回の作業では「純正ナットが19mm、非純正ナットが22mm」など、サイズが変わる可能性があるので事前に確認を。
トルクレンチ
最後の増し締めで適切なトルク(アメ車SUVだと100〜150Nm程度が多い)に合わせて締め付けるために必須。
ジャッキ+ウマ
車両が大きく重量があるため、油圧ジャッキとしっかりしたウマで車体を確実に支える。
交換手順の詳細
今回の作業は1台分4本のホイール&タイヤを履き替えるケースを想定。
1時間ほどかかる見込みですが、慣れればもっと早く終わることもあります。
【1】ジャッキアップと車体の固定
車両を平坦な場所に駐車し、サイドブレーキをかけ、輪止めを設置。
ジャッキポイントを確認し、車体が動かないようウマをしっかりかけて安全確保する。
【2】ナットを緩め、ホイールを外す
インパクトレンチまたはクロスレンチを使い、反時計回りでナットを外す。
事前に軽く緩めておくと車体が揺れにくいが、ジャッキアップ後に完全に外すのが一般的。
ホイールが外れにくい場合、ホイールとハブの隙間に軽くゴムハンマーを当てて揺すってみると外しやすい。
【3】純正タイヤ&ホイールを取り付け
お客様持ち込みのタイヤ・ホイールを装着する際、ホイールのPCDやオフセット、センターボア、ナットのピッチ・形状が適合しているか再度確認。
ナットが別注で19mmソケットが必要になるなど、サイズ変更があるケースもある。
手でナットをある程度回せるところまでは回し、斜めにならないように注意。
【4】インパクトレンチで仮締めし、トルクレンチで本締め
インパクトレンチを使って仮締めする際は、時計回りに少しずつ均等に締めていく。
その後、地面にタイヤが接地した状態、または車を完全に下ろした状態でトルクレンチを使い、100〜150Nm程度(車種・ホイールの指定トルクによる)で本締め。
【5】4輪すべて同様に行い、作業終了
すべてのタイヤ&ホイールを交換し、ナットをトルクレンチで適切に締め付けたら、最後にもう一度全体をチェック。
ホイールセンターキャップやバルブキャップを忘れずに装着し、作業完了。
交換後の点検とよくあるトラブル事例
タイヤ交換作業が終わったら、以下の点を必ずチェックしてください。
- ナットのゆるみ:増し締め不足だと走行中に振動やナット脱落の恐れ
- タイヤ空気圧:高すぎても低すぎても燃費や乗り心地、寿命に影響
- TPMSセンサー(装着車):警告灯が点灯しないか確認
- ハンドル振動:高速走行で振動が出るならホイールバランスが狂っている可能性
よくあるトラブル例:
・ナットサイズ違いでホイールがしっかり締まっておらずガタつく
・インパクトのみで締め付けてネジ山を潰す
・ワイドトレッドスペーサー等を使用している場合、厚み計算を誤ってボルトが短い
・ゴムバルブの劣化や亀裂でエア漏れ
こうしたトラブルを避けるためにも、作業前の適合確認やトルク管理がとても大切です。
コスト・時間を抑えながら安全を確保するコツ
・DIY初心者は丁寧さが命:
無理やり外さない、ナットを斜めに締めないなど、基礎を守るだけでも失敗リスクが大幅に減る。
・トルクレンチの活用:
インパクトレンチだけで締めると過剰トルクになりやすい。最後は手動でトルクレンチに頼る方が安全。
・スペアタイヤや工具の確認:
万が一パンクした際に備えて車載工具やスペアタイヤが正常かチェックしておくと安心。
タイヤ交換目安時期
タイヤの寿命は一概には言えませんが、アメリカ車のSUVは車重が大きく、タイヤへの負荷が高いため早めの交換が理想です。
以下のようなポイントを目安にするといいでしょう。
・スリップサインが出ている:
タイヤの溝が1.6mm以下になるとスリップサインが露出し、交換必須となる。
・劣化や亀裂が目視できる:
ひび割れが多いとゴムが硬化しており、グリップ力低下やバーストリスクが高い。
・製造年数4〜5年超で硬化気味:
見た目溝があってもゴムが硬くなり、性能が大きく落ちている可能性。
ダッジ デュランゴを筆頭に、アメ車SUVは車重の都合でタイヤに厳しい環境が多い。
国産SUVでも同様ですが、「溝があっても5年以上経過している」「ひび割れしている」「偏摩耗が激しい」などの場合は積極的に交換を検討しましょう。
まとめ:特大SUVダッジ デュランゴのタイヤ&ホイール交換はDIYでもOK
今回の事例では、ダッジ デュランゴ(並行輸入車、平成23年式)の純正タイヤ&ホイールへの履き替えを約1時間で行いました。
アメ車SUVならではの22mmサイズのナットを使用する場合もあるなど、国産車と異なる点がいくつかありますが、基本の手順は以下のとおり:
1. ジャッキアップし、安全に車体を固定(必ずウマを使用)
2. インパクトレンチなどでナットを反時計回りに外し、ホイールを取り外す
3. 新しい(または純正)ホイール&タイヤを取り付け
4. 手でナットをある程度締め込んだ後、インパクトで仮締め→トルクレンチで本締め
5. 全輪同様に作業し、増し締め確認。タイヤ空気圧やバルブの状態もチェック
この流れを守れば、初心者でも大きなトラブルなく完了可能です。
ただし、車体が大きい分、安全確保とナットサイズの確認には十分注意してください。
DIYでのポイント:
- ナットが19mmか22mmかなど、並行輸入車特有の違いを事前にチェック
- インパクトで仮締めした後、必ずトルクレンチで増し締めして安全性を確保
- 古いホイールから取り外す際に固着していることもあるので、ゴムハンマーや潤滑剤で対応
もし作業に不安がある方や時間が取れない方は、整備工場やカー用品店に依頼するのも一つの手段。
短時間で正確な作業をしてもらえ、バランス取りや空気圧センサーの対応もしてくれます。
ダッジ デュランゴは「特大SUV」という呼び名にふさわしい迫力を持ったアメリカ車ですが、車重が重い分タイヤやホイールへのメンテナンスを怠ると、燃費や安全面で大きな弊害を被る可能性があります。
日頃からタイヤの溝や亀裂、空気圧などをチェックし、履き替えや交換が必要であれば早めに対応しましょう。
高額になりやすい大口径タイヤでも、早期に気づいて交換やローテーションを行えば安全性が保たれ、結果として長期間快適に乗り続けられます。
DIYで交換する際は、今回の手順を参考に安全第一で楽しんでみてください。