目次
平成18年式 日産エルグランド(CBA-E51)のオイルエレメント交換方法を徹底解説
日産エルグランド(CBA-E51)は、ゆったりとした室内空間と力強い走行性能で人気のあるミニバンです。
しかし、エンジンを良好に保つためには、定期的なエンジンオイルおよびオイルエレメント(フィルター)の交換が欠かせません。
オイル交換は行っていても、エレメントは見落としがちという方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、平成18年式日産エルグランド(CBA-E51)を例に、オイルエレメント交換の具体的な手順や必要な工具、交換時期の目安を詳しく解説します。
このページだけで、DIY交換に必要な知識がひととおり分かるよう構成していますので、ぜひ参考にしてください。
1. エレメント交換が必要な理由
エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑や冷却、洗浄など多彩な役割を担っています。
オイルエレメントはオイル内の汚れ(不純物)をろ過し、エンジンを保護する重要パーツです。
これを交換せずに放置すると、不純物がオイルに混ざり続けることになり、エンジン摩耗や燃費悪化の原因となり得ます。
特にエルグランドは車重が大きくエンジン負荷が高いため、定期的なエレメント交換でエンジンを健全に保つことが重要です。
2. 作業概要と使用工具
以下に今回の作業概要をまとめます。
- 車種:日産 エルグランド(CBA-E51)
- 年式:平成18年2月
- 作業内容:オイルエレメント交換作業(オイル代込みで約8,000円)
- 作業時間:約30分
- 作業理由:2万キロ走行毎の交換サイクル
使用工具:
- ラチェット
- オイルフィルターレンチ
下記画像は今回の作業で使用したツールの一例です。
3. 交換前に知っておくべきポイント
- オイル交換と同時が基本:
オイルエレメントはオイル交換のときに一緒に換えるのが効率的。オイルのみ交換してエレメントを交換しないと、残存汚れがすぐにオイルを汚してしまいます。 - エンジンが冷えた状態:
熱々のエンジンだと火傷のリスクが高いため、少し冷ましてから作業を行う。
ただし、冷えすぎるとオイルが抜けにくい場合もあるので状況に応じて。 - オイル漏れ対策:
フィルターを緩め始めるとオイルが少量こぼれるので、下にオイル受けを用意しておく。
4. 【写真付き】オイルエレメント交換手順
まず、オイル交換を行う場合はオイルパンから古いオイルを抜き、ドレインボルトを締めておきましょう。
以下はエレメント部分の交換手順です。
4-1. エレメントの位置を確認
リフトアップしてエレメントの位置を特定します。
エルグランド(E51)は下部中央付近にフィルターが縦またはやや斜めで取り付けられている場合が多いです。
4-2. フィルターレンチで緩める
1. ラチェットフィルターレンチをフィルターに装着。
2. 反時計回りに回し、緩めていく。
3. 少量のオイル(約0.2L程度)が排出されるので受け皿を用意。
ある程度緩んだら、手で回して完全に外すことができます。
排出終了後にエレメントを取り外して、ゴムパッキンの破れなどがないか確認しておきましょう。
4-3. 新しいエレメントの取り付け
1. 新品エレメントのゴムパッキン部にオイルを塗布
指先で軽くオイルを塗ると密着度が上がり、オイル漏れを防止。
2. 手で時計回りに取り付け
最初から工具を使わず、手でスムーズに回し込みネジ山を傷めないようにする。
3. 工具で増し締め
最後にフィルターレンチで軽く締め付け。締めすぎに注意。
5. オイルエレメント交換後のチェック方法
- オイル補充・エンジン始動:
オイル交換も同時に行う場合は、規定量を入れエンジンをかけ数十秒アイドリング。 - フィルター付近のオイル漏れ確認:
下部から覗いてエレメント周辺が滲んでいないかチェック。 - ゲージでオイル量を最終確認:
足りない場合は追加し、入れすぎなら抜き取り対応。
走行後も一度ボンネットを開け、オイルエレメント周辺に漏れがないか再度点検しておくと安心です。
6. 交換目安の時期やサイクル
店舗や使用状況によっても異なりますが、エンジンオイル交換は3,000~6,000kmごと、あるいは3~6ヶ月に1回が一般的。
エレメント交換の目安としては、オイル交換2回に1回(約1万kmごと)という声が多いです。
しかし、エンジン負荷の高い使い方をしているユーザーや、走行距離が多いユーザーはやや短めのサイクルにしても問題ありません。
今回のケースでは2万キロ走行毎を目安としていますが、エンジンに対する優しさを考えるならもう少し短いスパンでも構わないでしょう。
7. よくある質問(Q&A)
Q1. オイル交換だけで、エレメントは交換しなくても大丈夫?
A. エレメントは汚れをろ過する役割を持つため、交換しないと汚れたままのエレメントを通ったオイルが再びエンジンを循環してしまいます。
エンジン保護の観点から、オイル交換2回に1回は同時に交換することをおすすめします。
Q2. エレメントが外れにくい場合はどうすれば?
A. フィルターレンチでも回らないくらい固着している場合、ドライバーを突き刺して回す荒技がありますが、オイル飛び散りや破損に注意。
力技で外せないときは整備工場に依頼する方が安全です。
Q3. 交換後にオイル漏れが起こりやすい原因は?
A. 主な原因は以下のとおりです。
- ゴムパッキン(Oリング)が噛み込んでいる
- パッキンにオイルを塗布せず装着したため、密着不良が生じた
- 締め付け不足または締め付け過多による破損
8. まとめ:安全・確実なオイルエレメント交換でエンジンを長持ち
平成18年式 日産エルグランド(CBA-E51)のオイルエレメント交換手順を中心に解説しました。
本作業はエンジンオイル交換と同時に行うのが一般的で、エレメントのみ交換する場合でも基本的な流れはほぼ同じです。
- エレメント交換の目的:汚れたオイルを再循環させない
- 必要工具:ラチェット、オイルフィルターレンチ
- 交換時期:オイル交換2回に1回、または1万kmを目安
- 作業時間:約30分
DIYで行う場合は安全第一で、リフトアップやジャッキ使用時の事故を防ぎ、交換後は必ず漏れや異常がないかをチェックしましょう。
エンジンオイルとエレメントを定期的に交換すれば、大きなエンジントラブルを未然に防ぎ、エルグランド特有の力強い走行性能を維持できます。
※自分で整備を行う際は自己責任となるため、不安がある場合は整備店やディーラーへ依頼しましょう。
車の状態やパーツ適合などを十分に確認したうえで、安全かつ確実なメンテナンスを行うのがベストです。