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【ホンダ FIT(6BA-GR1)】ドアミラー交換 完全ガイド|破損時の対処法と作業手順
ホンダのコンパクトカーとして人気を誇る「FIT(フィット)」。
しかし、狭い駐車場や接触事故などによってドアミラー(サイドミラー)が破損してしまうことも少なくありません。
今回は、6BA-GR1型(平成3年1月式)のFITを例に、ドアミラー交換の具体的な方法を解説します。
DIYメンテナンス初心者でも理解しやすいよう、使用工具や内張りの外し方、隠しネジの位置まで詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
◆車両情報と作業概要
- 車種:ホンダ FIT(フィット)
- 型式:6BA-GR1
- 年式:平成3年1月
- 作業内容:ドアミラー交換
- 作業時間:約45分
- 作業金額:約45,000円(部品代+作業工賃目安)
- 作業理由:ミラー破損により交換
ドアミラーの破損を放置して走行すると、視界不良や違反リスク(整備不良)につながります。
走行中の安全確保と法令順守のためにも、早めの交換を検討しましょう。
◆必要な工具と注意点
今回のFIT(6BA-GR1)でドアミラーを交換する際に使用した工具は以下の通りです。
- プラスドライバー
- ラチェットハンドル
- 10mmボックスソケット(ロング)
- 内張剥がし
ポイント:
- 内張剥がし:プラスチック製の工具で、内装パネルに傷をつけにくい。
- 10mmソケット(ロング):ナットを奥まったところで回す必要があるため、短いソケットだと手が届かない場合があります。
ドアミラーは電動格納式やウインカー内蔵タイプなど、車種・グレードによって配線の形状が異なる場合があります。
必ず自分のFITに適合するパーツを用意してください。
メーカー純正品か社外品かを問わず、適合確認は念入りに行うことが重要です。
◆作業手順|ホンダ FIT(6BA-GR1)ドアミラー交換
STEP 1:ドア内張を外す
まず、ドアの内張(内装パネル)を外します。
フロントドアスイッチパネル部分のツメやネジが隠れているケースが多いので、以下の手順を参考にしてください。
- 窓スイッチ周辺のパネルを内張剥がしでゆっくり取り外す。
(爪が折れないよう慎重に) - スイッチパネルの裏側にあるカプラー(配線)を抜く。
- 隠しネジが見えるので、プラスドライバーで外す。
- 内張剥がしを使い、ドア下部や側面のクリップを順番に外して内張を取り外す。
コツ:クリップが固い場合は、力の入れ方を調整しながら外しましょう。
無理に引き剥がすとクリップが割れたり、パネルに傷がつくことがあります。
STEP 2:ドアミラー配線のコネクタを外す
ドア内張を外すと、ドアミラーへの配線カプラーが見えます。
この白いカプラー(赤丸印)を外し、ミラーの配線をフリーにしておきます。
固い場合は爪を押し込みながら少しずつ引っ張って外しましょう。
STEP 3:ナットを外してミラー本体を取り外す
写真8の赤丸印の蓋を外すと、ドアミラーを固定しているナットが姿を現します。
ここでラチェット+10mmボックスソケット(ロング)を使い、反時計回りにナットを緩めて取り外してください。
- ナットは3ヶ所ほどあるケースが多い
- 走行時の振動で緩まないよう工場出荷時にはしっかり締められているため、最初はやや固いと感じる場合もあります
注意:ナットを落とすとドア内部に転がり、取り出しにくいことがあります。
できればマグネット付きの受け皿や、あらかじめ手で支えながら緩めるなどして紛失を防ぎましょう。
STEP 4:ミラー本体の新旧比較と装着
外したドアミラーを新品と並べて、形状やコネクタの種類が一致するかを確認します。
もしも部品が合わない場合は、誤購入か製造ロットの違いなどが考えられるため、取り付け前に早めに対処しましょう。
取り付け手順:
- 新しいドアミラーの配線をドアの内側に通す。
- ナット3つを所定の位置にセットし、時計回りに締め付けて固定。
- 配線カプラーを再接続。
ナットは締めすぎると樹脂部品を破損する恐れがあるため、適度なトルクで締め付けてください。
あまりにも弱いと走行時の振動でミラーがグラつく可能性があるので、「しっかり固定できるが無理な力はかけない」程度が目安です。
◆ドア内張とスイッチを元に戻す
最後に、外したドア内張や隠しネジ、スイッチ類をもとの状態に復元していきます。
- 内張をドアに合わせ、クリップが一致するように押し込む。
- 隠しネジをプラスドライバーで締める。
- スイッチパネルのカプラーを接続し、ツメをはめて固定。
- 動作確認:ミラーの電動可動やウインカー内蔵タイプの場合はウインカー点灯をチェック。
ポイント:取り付け後、ドアミラーがしっかり開閉するか、モーターが正常稼働するかを確認しましょう。
また、ウインカーやヒーター付きミラーの場合、該当機能が問題なく作動するかチェックが必要です。
◆交換作業後のチェックリスト
- ミラーの角度調節:室内スイッチで上下左右の動きに異常はないか
- 折り畳み機能:電動格納式なら、開閉動作がスムーズかどうか
- 視界の確保:ミラーが正しい角度で固定され、安全な後方視界が得られているか
- クリップやネジの締め忘れ:走行中に内張が外れたり、カタカタ音がしないか
◆まとめ:DIYでも可能なドアミラー交換だが安全第一で
ホンダ FIT(6BA-GR1)のドアミラー交換は、内張の取り外しとナット3本の交換作業がメインとなり、DIY難易度はそれほど高くありません。
ただし、ドア内張を外す際にクリップを破損したり、ナットを落としてしまうリスクもあるため、初めての方は慎重に取り組む必要があります。
交換後は必ず動作確認を行い、後方視界に問題がないことを確認しましょう。
自信がない場合や、電装系のトラブルが懸念される場合は、整備工場やディーラーに依頼するのがおすすめです。
費用は部品代+工賃で45,000円程度かかりますが、安全確保と車両性能を維持するための投資と考えると高すぎる金額ではありません。
※注意:DIY整備を行う場合はすべて自己責任となります。
作業ミスによるトラブルや保証問題が発生する可能性があるため、十分な知識と技術を備えたうえで取り組んでください。