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ホンダ フィット(ハイブリッド)エンジンオイル交換手順|DIYで約20分、1リットルのオイル交換
低燃費で人気の「ホンダ フィット(FIT)」シリーズ。
その中でもハイブリッドモデル(DAA-GP5)は、街乗りから長距離ドライブまで幅広い用途に対応し、燃費性能が抜群です。
しかし、いくらハイブリッド車でもエンジンオイルの定期交換は必要不可欠。
本記事では平成27年式 フィット ハイブリッド(型式:DAA-GP5)を例に、DIYでのオイル交換方法を詳しく解説します。
オイル交換を怠ると燃費悪化やエンジン故障のリスクが高まるため、3,000〜6,000km、または3〜6ヶ月を目安に交換を検討しましょう。
フィット ハイブリッドでもオイル交換が重要な理由
ハイブリッド車の場合、ガソリンエンジンの稼働時間が短いとはいえ、エンジンオイルは必須のメンテナンス部品です。
オイルが汚れたり、長期間交換しないまま放置すれば、以下のようなトラブルが起こる可能性があります。
- 燃費の悪化:潤滑が不充分でエンジン抵抗が増え、燃費性能を十分発揮できない
- エンジン寿命の短縮:摩擦によるエンジン内部の磨耗が進む
- エンジン警告灯:オイルに含まれる不純物が増し、異常が検知される場合も
ハイブリッドシステムの保護だけでなく、ガソリンエンジンを長く安心して使うために、定期的なオイル交換が欠かせないのです。
車両情報と作業概要
車種:ホンダ フィット ハイブリッド (Honda FIT Hybrid)
型式:DAA-GP5
年式:平成27年4月
作業内容:エンジンオイル交換
作業時間:約20分〜30分
オイル容量:約1リットル(フィルター交換なしの場合)
オイル容量が「1リットル」と言われていますが、車両個体やフィルター交換の有無によって多少異なるので注意。
必ずレベルゲージで最終チェックするようにしてください。
必要な工具と下準備
今回の作業に必要なのは以下の工具・アイテム。
- メガネレンチ 17mm:ドレインボルト(オイルパン底部)を外す
- プラスドライバー:アンダーカバーのネジを外す場合あり
- クリップ外し:アンダーカバーのクリップを外す際に使用
- オイル受け皿/オイル処理ボックス:排出されたオイルを受ける
- ウエスや軍手:手や周囲を汚さないために準備
- 新品エンジンオイル:粘度はメーカー推奨のものを選ぶ
作業前に:
エンジンを止め、ボンネットを開けておく。
整備を安全に行うため、車体をジャッキアップする場合はウマ(リジッドラック)で確実に支えるなどの対策を忘れずに。
交換手順
STEP1:アンダーカバーを外す
ホンダ フィット ハイブリッド(GP5)のエンジンオイルを抜く際、アンダーカバーを取り外す必要があることがあります。
カバーはネジやクリップで留まっているので、プラスドライバーやクリップ外しを使い、反時計回りに緩めて外してください。
ポイント:
1. ネジやクリップの位置を覚えておく(紛失防止)
2. 力任せにこじると爪を折るリスクがあるので慎重に
STEP2:17mmメガネレンチでドレインボルトを緩め、オイル排出
アンダーカバーを外せばオイルパンが見え、そこにドレインボルトが存在します。
17mmのメガネレンチを使い、反時計回りにボルトを回してオイルを抜きます。
排出量は少ないように見えても、しっかり最後の一滴まで出し切るため数分待ちましょう。
注意:エンジンを走行直後だとオイル温度が高く火傷のリスクあり。
十分冷ましてから作業するか、手袋を着用して挑む。
STEP3:ドレインボルトを締め直し、アンダーカバーを取り付け
オイルが完全に落ち切ったら、時計回りにボルトを締めます。
締め過ぎはネジ山を壊す恐れがあるので適度な力で(20〜30Nm目安)。
その後、外しておいたアンダーカバーを元通りネジ・クリップで取り付けます。
STEP4:オイルフィラーキャップを外し、新品オイルを注ぐ
エンジン上部のオイルフィラーキャップを反時計回りに回して外し、新しいエンジンオイルを注入。
今回のFITハイブリッドの場合、1リットルが目安ですが、フィルター交換の有無やグレードによって多少異なるので注意。
一気に全量を入れず、0.8リットル程度から少しずつ入れてレベルゲージでチェックすると入れすぎを防げます。
ポイント:オイルを注ぎ終わったらキャップを締め、エンジンを1〜2分アイドリングさせてオイルを循環させる。
STEP5:レベルゲージで最終確認
アイドリング後、エンジンを止めて数分待ち、レベルゲージを引き抜いてオイル量を確認。
F(フル)とL(ロー)の間にオイルが付いているのを確認し、足りなければ少量追加、入れすぎた場合は適量まで抜き取ります。
DIY後のチェックポイント
1. エンジン始動:スムーズにかかるか、警告灯(オイルランプ)が点灯していないか
2. ドレインボルトの滲み:オイル漏れがないか車体下を再確認
3. 交換時期メモ:メーターの走行距離や日付を控えておくと次回交換時期を把握しやすい
交換後のメリット
- 燃費向上:新しいオイルでエンジン内部の摩擦が減り、燃焼効率が上がる
- 静粛性アップ:潤滑性が良好になり、エンジン音の軽減
- エンジン保護:不純物の少ないオイルがエンジンパーツを守り、寿命延長につながる
特にハイブリッド車は短距離走行やアイドリングストップが多く、意外とオイルに負荷がかかりやすいもの。
定期交換でエンジンをベストな状態に保ちましょう。
よくある疑問Q&A
Q1. ハイブリッド車でもオイル交換頻度はガソリン車と同じ?
A. はい、基本的には同じ。
走行環境によって違いはあるが、3,000〜6,000kmまたは3〜6ヶ月ごとを目安にチェックするのが無難です。
「1万km毎」など長めに設定している方もいますが、短距離走行が多い場合は汚れやすいため早めの交換が推奨。
Q2. バッテリー側のメンテナンスは?
A. これはハイブリッド駆動用バッテリーとは別の話。
エンジンオイルはあくまでもエンジンのメンテナンスであり、ハイブリッドシステム用バッテリーの点検は別途専用設備や知識が必要。
一般的にはディーラーや整備工場で診断機を使って管理します。
Q3. 同時にオイルフィルターも交換すべき?
A. オイル交換2回に1回のフィルター交換が理想的とされます。
汚れたフィルターが残っていると新オイルがすぐに汚れるため、セット交換を検討するのも手。
ただし、フィルター交換時にはオイル容量がやや増えるので要確認。
Q4. 廃油はどう処分する?
A. カー用品店などで売っているオイル処理ボックスを利用し、自治体のルールに従って可燃ごみや産業廃棄物として処分します。
排水や地面に廃油を捨てるのは違法かつ環境破壊行為なので厳禁。
まとめ:DIYで手軽にエンジンオイルを交換し、ホンダ フィット ハイブリッドを長持ちさせよう
平成27年式 ホンダ フィット ハイブリッド(DAA-GP5)のエンジンオイル交換は、約20分ほどで済むシンプルなメンテナンスです。
アンダーカバーを外してオイルドレインコック(17mm)を緩め、古いオイルを排出し、新しいオイルを注ぐだけという流れ。
1リットルが目安量ではありますが、フィルター交換の有無や年式によってやや違いがあるため、最終的にはレベルゲージでチェックしながら調整するのがポイントです。
オイル交換によって、燃費やエンジン音、パワー感が改善されることもしばしば。
ハイブリッド車だからこそ、エンジンをベストコンディションに保つことで更なる燃費向上が期待できるでしょう。
定期交換(3,000〜6,000kmまたは3〜6ヶ月ごと)を習慣にして、大切な愛車を末長く快適に走らせてください。