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HONDA FIT(平成25年式・DBA-GE6)タイヤ交換のやり方
はじめに
ホンダのFIT(フィット)は、コンパクトながら広い室内空間と低燃費性能を備えた人気車種です。
タイヤは車の中でも特に重要なパーツのひとつ。
溝の摩耗やスリップサインの出現を放置すると、雨天時のグリップ低下や高速走行時の安定性不足など、安全面に大きく影響するため、定期的な点検・交換が欠かせません。
本記事では、平成25年式のホンダ FIT(DBA-GE6)を例に、ホイールごとのタイヤ交換方法を詳しく解説します。
基本情報
- 車種:HONDA FIT(フィット)
- 型式:DBA-GE6
- 年式:平成25年12月
- 作業内容:タイヤ交換(ホイールごと)
- 作業時間:約15~20分(1台分)
- 作業理由:タイヤ摩耗・スリップサインが近い など
タイヤの交換時期は、走行距離(3~5万km前後)や使用年数(3~4年程度)が一つの目安ですが、タイヤ溝のスリップサインが見えるまで待たず、亀裂や劣化を感じたら早めの交換を考えましょう。
また、溝だけでなくゴムの経年劣化や偏摩耗の有無も重要なチェックポイントです。
必要な工具
- クリップ外し(もしくはマイナスドライバー)
- インパクトレンチまたはクロスレンチ(ホイールナット用)
- 19mmソケット(一般的なホイールナットの場合)
- トルクレンチ(最後の本締めに推奨)
- ジャッキ(車載ジャッキ、またはガレージジャッキ)
- ウマ(ジャッキスタンド)(安全確保のため)
ホイールカバー付きのタイヤを交換する場合、クリップ外しやマイナスドライバーでカバーを外す工程が加わります。
工具を使う際、車体やカバーにキズをつけないよう注意してください。
タイヤ交換手順
ステップ①:ホイールカバーを外す
ホイールに純正のホイールカバーが装着されている場合、まずこれを外します。
1. クリップ外しやマイナスドライバーをカバーとホイールの隙間に差し込み、少しずつこじって外す。
2. カバーの爪がかかっている部分を確認し、無理に力を入れずに均等に外していく。
ステップ②:ナットを緩める(地上で仮緩め)
1. インパクトレンチまたはクロスレンチを使用し、19mmソケットでホイールナットを反時計回りに少しだけ緩めます(完全に外さない)。
2. 地面に接地した状態で軽く緩めることで、タイヤが回転せずナットをスムーズに緩められます。
ステップ③:ジャッキアップとウマの設置
1. 車載ジャッキ(またはガレージジャッキ)を指定のジャッキポイントにかけ、車両を持ち上げます。
2. 安全面を考慮し、ウマ(ジャッキスタンド)を使用して車体を安定させます。
コンクリートや平坦な地面で作業し、輪留めも用いて車が動かないようにしてください。
ステップ④:ホイールナットを外し、タイヤを取り外す
1. 仮緩めしておいたナットを反時計回りで完全に外します。
2. ナットは紛失しやすいので、トレーなどに保管しておきます。
3. タイヤ・ホイールを車体からまっすぐ引き下ろす形で外します。
ステップ⑤:新品または別セットのタイヤを取り付け
1. 交換用のタイヤ・ホイールを正しい向きでハブボルトにかぶせます。
2. ナットを手回しで仮締めし、斜めに入り込まないよう数回に分けて均等に締めていきます。
ステップ⑥:ナットの本締め(トルクレンチ推奨)
1. ジャッキを少し下ろし、タイヤが地面にわずかに接触するか、インパクトレンチを用いて時計回りで少しずつナットを締め込みます。
2. 対角線順に締め付けることでホイールが偏らずに装着されます。
3. 最後にトルクレンチを使ってメーカー推奨トルク(多くの場合103N・m前後が目安)で本締めすると安心です。
ステップ⑦:ホイールカバーの取り付け
ホイールカバーを装着する場合は、バルブ位置を避けて取り付けてください。
爪がしっかりはまるように、軽く叩き込むようなイメージで均一に装着します。
交換後のチェックポイント
- ナットの締め付けトルク:適正トルクで締めているか再確認。
交換後50~100km走行したら念のためもう一度増し締めすると安心。 - タイヤの空気圧:新品タイヤやホイールセットを取り付けた場合、適正空気圧を補充し、偏摩耗を防止。
- センターキャップ・ホイールカバー:しっかりはまっているかを最終確認し、走行中の脱落を防ぎます。
まとめ
ホンダ FIT(平成25年式 DBA-GE6)のタイヤ交換は、クリップ外し(ホイールカバー用)、19mmソケット、インパクトレンチまたはクロスレンチがあれば比較的簡単に行えます。
ただし、ジャッキアップなど安全対策を怠ると大きな事故につながる可能性があるため、必ず平坦な場所で作業し、ウマを使用して車体を安定させましょう。
作業後はタイヤの向きやナットの締め付けトルク、空気圧を最終的に確認し、安全に支障がない状態で走行を始めてください。
DIYが苦手な方や専門知識に自信がない場合は、無理せず専門の整備工場やカーショップに依頼するのがおすすめです。
※自分でホンダ FITの整備を行う場合はリスクが伴います。必ず自己責任で作業を行い、不安があれば整備店やディーラーに依頼しましょう。