ホンダ インサイト エンジンオイル交換

ホンダ インサイト エンジンオイル交換 平成21年式

HONDA インサイト 平成21年式のエンジンオイル交換のやり方

型式:DAA-ZE2
年式:平成21年8月
作業内容:エンジンオイル交換
作業理由:車検点検



今回整備をさせて頂いたインサイトはすでに10年以上経過していますが、実際に点検してみると全体的な劣化はあまり見られず、定期的なメンテナンスが行き届いている印象でした。
ホンダ インサイトは1999年に初代モデルが発売されて以来、現在でも継続して販売されている人気車種です。
エンジンオイル交換は車検や日常点検の中でも特に頻度の高い作業のひとつであり、3ヶ月または5,000km走行を目安に交換することが推奨されます。

その他のメンテナンスとしては、バッテリー交換タイヤ交換ワイパー交換なども検討しておくと、長期的に安定した状態で乗り続けられるでしょう。
なお、DIY作業に不安がある場合は、オートバックスやイエローハットなどのカーショップでもオイル交換は簡単に受け付けてくれますので、専門スタッフに依頼するのがおすすめです。


①インサイトの分解に使用した工具

  • 17㎜メガネレンチ
  • クリップ外し
  • プラスドライバー

エンジンオイル交換においては、ドレインコックを緩める17mmメガネレンチが必須となります。
アンダーカバーを外す際にクリップ外しやプラスドライバーを使いますが、ネジ山を潰さないように注意が必要です。
また、下回りの作業になりますので、リフトアップまたはジャッキ+ウマ(リジッドラック)で車体をしっかり固定し、安全に作業が行える体勢を作ってください。


②リフトアップしてアンダーカバーを外します。

まずはアンダーカバーを取り外すことでオイルパンへアクセスしやすくなります。
このカバーは複数のプラスネジやクリップで固定されているので、プラスドライバーとクリップ外しを用いて慎重に外してください。
強引に引っ張るとカバーやクリップが割れる恐れがあるため、ゆっくり力を分散させるイメージで作業を進めましょう。

注意:カバーを完全に外す際は、ケーブルや配線がカバーに沿って固定されていないかも確認してください。
もし他の部品や配線に引っかかっている場合は、そこも外す必要があります。


③17㎜メガネで反時計回りでドレインコックを緩めます。

アンダーカバーを外すとオイルパン下部にあるドレインコックが見えますので、17mmメガネレンチを使って反時計回りに回し、ボルトを緩めてオイルを排出します。
ここでは、廃油を受け止める廃油処理箱またはオイル受けを下に準備しておくと、オイルが床や地面にこぼれずスムーズに作業できます。

ポイント:オイルを抜くときは、エンジンが温かい状態のほうが粘度が低くなるため、排出が速くなります。
ただし、オイルやエンジン部品が熱くなっている可能性があるため、火傷しないよう十分注意してください。


④オイル漏れの原因となる為、外したドレインコックにパッキンが付いているか破損してないかの確認します。

ドレインコックを外した際、パッキンやガスケットが正しく付いているか、あるいは割れや変形がないかをチェックしましょう。
劣化したパッキンを再利用するとオイル漏れのリスクが高まるため、可能であれば交換するのがベストです。

注意:パッキンが残っているかどうか確認し、2枚重ねにならないようにしてください。
古いパッキンを外さずに新しいものを付けると、ドレインコックが正常に締まらずオイル漏れの原因になります。


⑤オイルをすべて落としたら、時計回りにドレインコックを締め付けます。

オイルが抜けきったら、ドレインコックを再度取り付けて時計回りに締め付けます。
締めすぎるとネジ山を壊す恐れがありますので、規定トルクが分かればトルクレンチを使いましょう。
手締めのみでもしっかり固定できますが、緩みがないように注意してください。

参考:規定トルクは車種やボルトの材質によって異なります。
純正のサービスマニュアルやメーカー推奨値を確認できると安心です。


⑥アンダーカバーを取り付けます。

ドレインコックの作業が完了したら、外していたアンダーカバーを戻します。
クリップやネジを外した時と同じ位置にしっかりはめ込み、確実に固定してください。
走行中の振動で外れたりしないように、クリップが奥までハマっているか確認が大切です。


⑦オイル給油キャップを外して3リットルオイルを入れます。
エンジンをかけてオイルを回したらレベルゲージを確認して規定量オイルが入ってる事をチェックして作業終了。

オイルを注入する際は、指定の粘度やグレードに合ったエンジンオイルを選択してください。
インサイト(ZE2)の場合、一般的には0W-20などの低粘度オイルが推奨されることが多いですが、地域や使用条件によっても適合オイルが変わる場合があります。

ポイント:

  • オイル注入後にエンジンをかけ、オイルが循環してからレベルゲージを再確認。
  • 不足している場合は少しずつ注ぎ足し、上限ラインを超えないように注意。
  • オイルフィルター交換を同時に行う場合は、オイル容量が増えるのでメーカー指定の量を再度確認。

※自分でホンダ インサイトの修理・整備を行う場合はリスクが伴いますので、必ず自己責任の上で対応お願いします。
車の分解に自信のない方や工具が揃っていない場合は、迷わずお近くの修理店、整備店に相談される事をお勧めいたします!


【ホンダ インサイト エンジンオイル交換の目安時期】

店舗によって交換目安の期間や距離数は異なりますが、多くの場合、3,000km~6,000km、または3~6ヶ月ごとの交換が推奨されています。
オイル交換と同時にエレメント交換を行うことも一般的で、2回のオイル交換に1回はフィルターを交換するのが理想的です。
定期的な交換を怠ると燃費低下やエンジン負荷が増加するなど、車両コンディションに悪影響を及ぼす可能性があります。
長距離走行や過酷な使用状況が多い方は、より早めの交換を検討してみてください。