HONDA ヴェゼル エンジンオイル交換

ホンダ ヴェゼル エンジンオイル交換 平成29年式

【徹底解説】ホンダ ヴェゼル(DAA-RU3)平成29年式のエンジンオイル交換方法と注意点

ホンダ ヴェゼルは、SUVのスタイリッシュなデザインとコンパクトな車体サイズを両立した人気モデルです。
2013年に初代モデルが発売されてから、年式にかかわらず高い走行性能と快適性が評価され、多くのオーナーに支持されています。
しかし、エンジンを快調な状態で保ち、長く乗り続けるためには、定期的なエンジンオイル交換が欠かせません。
今回の記事では、平成29年式(DAA-RU3)のホンダ ヴェゼルを例に、エンジンオイル交換のやり方や必要な工具、交換時期の目安などを詳しく解説していきます。
愛車のメンテナンスをDIYで考えている方から、交換手順を知りたい方まで、ぜひ参考にしてみてください。

【基本情報】ホンダ ヴェゼル(DAA-RU3)平成29年式のエンジンオイル交換

型式:DAA-RU3
年式:平成29年10月
作業内容:エンジンオイル交換
作業時間:約1時間
作業金額:約5千円
作業理由:約1万キロに1度の定期点検


ホンダ ヴェゼルはハイブリッド仕様を含めて、街乗りから高速走行まで幅広いシーンで活躍できる車種です。
走行環境によっても異なりますが、エンジンオイルは走行距離や経年劣化とともに汚れや粘度低下が進むため、メーカー推奨のサイクルを守って定期的に交換しましょう。

【エンジンオイル交換のメリット】

エンジンオイル交換を定期的に行うことは、以下のようなメリットがあります。

  • エンジン内部の摩擦軽減による寿命延長
  • 燃費の向上やパワーロス低減
  • エンジンの快適なフィーリングを維持
  • オイル酸化やスラッジ蓄積の予防

特にハイブリッドモデルやアイドリングストップ機能搭載車の場合、エンジンオン・オフを繰り返すことが多く、意外とオイルへの負担が大きい点に注意が必要です。

【交換時期の目安】

店舗や使用環境によって異なりますが、エンジンオイル交換の一般的な目安は下記のとおりです。

  • 走行距離:3000km~6000km、または3~6ヶ月に1回
  • エレメント(オイルフィルター)交換はオイル交換2回に1回
  • ホンダ公式やディーラーなどでは、1万キロもしくは1年を推奨している場合も

高負荷走行や短距離移動が多いなどの「シビアコンディション」下では、より早めの交換を心がけるとエンジンを良好に保ちやすいでしょう。

【必要な工具と事前準備】

今回のエンジンオイル交換で主に使用する工具は以下の3つです。

  • 17mmメガネレンチ
  • クリップ外し
  • プラスドライバー

また、下記のようなアイテムも用意しておくとスムーズに作業が行えます。

  • オイル受け皿(廃油を受ける容器)
  • ウエスやペーパータオル(オイル汚れの拭き取り用)
  • 廃油処理パック(環境に配慮した処理が可能)
  • ジャッキとウマ(リジットラック)
    ※車高が低い場合やアンダーカバーの着脱時には必須
  • 交換用エンジンオイル
    ※オイルの粘度やグレードを取扱説明書や整備マニュアルで確認

作業前に停車場所を平坦かつ安全な場所に確保し、サイドブレーキをしっかりかけて車の動きを防止してください。

【作業手順1】リフトアップ(ジャッキアップ)とアンダーカバーの取り外し

1. リフトアップまたはジャッキアップ:
安全な場所で車を持ち上げ、ウマを使って車体を安定させます。
ホンダ ヴェゼルは最低地上高がある程度確保されているものの、オイルパンにアクセスしやすくするためにはジャッキアップが必要な場合が多いです。

2. アンダーカバーの取り外し:
プラスドライバーやクリップ外しを使って、カバーを固定しているネジやクリップを取り外します。
クリップを破損しないように慎重に作業しましょう。

アンダーカバーが外れたら、エンジン下部のオイルパンやオイルフィルター(エレメント)にアクセスできる状態になります。

【作業手順2】ドレインボルトの緩めとオイル排出

1. オイルパンの確認:
青色のオイルエレメント付近にオイルパンがあるため、ドレインボルトの位置を見つけます。
2. 17mmメガネレンチでドレインボルトを反時計回りに回す:
徐々に力をかけ、ボルトを外します。オイルが出てくるので、オイル受け皿を必ず下にセットしましょう。
3. オイルの排出:
オイルが勢いよく出ます。やけど防止のため、エンジンが熱々の状態を避けるのがおすすめです。オイルが完全に排出されるまでしばらく待ちます。

熱いオイルは火傷のリスクがあるため、エンジン停止後に少し冷ますか、十分な防護をして作業しましょう。

【作業手順3】ドレインボルトの点検と締め付け

1. ドレインボルトとパッキンの状態を確認:
破損や極端な摩耗があれば新品に交換します。
2. オイルが完全に排出されたらボルトを戻す:
ボルトを時計回りに締め付ける。
締め付けトルクは約30N・m前後が一般的ですが、車種や整備マニュアルで確認すると安心です。
3. アンダーカバーを元通りに取り付け:
ネジやクリップを再装着し、しっかり固定します。

オイル漏れ防止のため、パッキンの付け忘れや締め付け不足がないか最終チェックを行ってください。

【作業手順4】新しいエンジンオイルの注入とレベルゲージ確認

1. オイルフィラーキャップを外す:
エンジンルーム上部にあるキャップを反時計回りに回して取り外します。
2. オイルを約3.1リットル注入:
ヴェゼル(ハイブリッド含む)では、3.0~3.5リットル程度が目安ですが、グレードによって異なる場合もあるため、取扱説明書やディーラーの情報をチェックしてください。
3. エンジン始動と循環:
エンジンを数十秒アイドリングし、オイルが全体に回るようにします。
4. レベルゲージでオイル量を確認:
エンジンを止めて数分後、レベルゲージを抜いて適正量に達しているかを確認。不足時は少しずつ追加します。

オイル量を入れすぎるとクランクシャフトで攪拌され、エンジン故障の原因にもなりかねません。ゲージ内の「F(FULL)」ラインを超えないよう注意が必要です。

【エンジンオイル交換後のチェック】

エンジンオイル交換が完了したら、以下の点をチェックしましょう。

  • オイル漏れの有無:
    ドレインボルトやアンダーカバーの隙間からオイルが垂れていないか確認。
  • エンジン警告灯やオイル警告灯:
    異常があればメーターパネルに表示されるので、点灯していないか要確認。
  • 試運転:
    短距離走行して、エンジンのフィーリングや音に異常がないか、再度オイル量をチェック。

問題がなければ作業は完了です。

【DIY整備の注意点】

エンジンオイル交換は比較的難易度が低いメンテナンス作業と言われますが、以下のリスクや注意点を押さえておく必要があります。

  • ジャッキアップの安全確保:
    しっかりとウマを掛け、車が動かないように輪止めを使用。
  • ドレインボルトの締めすぎ:
    ネジ山やオイルパンを破損する恐れがあるのでトルク管理に注意。
  • 廃油の処理:
    廃油処理パックなどを使い、環境に配慮した方法で処分。
  • 熱いオイルへの接触:
    作業前にエンジンを冷ませば安全性が高まる。

不安を感じる場合や時間がない場合は、プロの整備士やディーラーに依頼すると安心です。

【まとめ】ホンダ ヴェゼルのエンジンオイル交換で快適走行を維持

平成29年式のホンダ ヴェゼル(DAA-RU3)を例に、エンジンオイル交換の手順を詳しく解説しました。
エンジンオイルは車の「血液」とも言える存在で、定期的に交換することでエンジンを保護し、燃費やパフォーマンスを良好に保ちます。

DIY作業ではコストを抑えられる一方、ジャッキアップや廃油処理などの手間やリスクも伴います。
安全面を最優先に考え、正しい工具と手順を守って作業を進めましょう。
また、車の分解や整備に自信がない場合は、整備工場やディーラーに依頼するのが無難です。
こまめなオイル交換を習慣化し、ホンダ ヴェゼルの軽快な走りをこれからも長く楽しんでください。

※自分でホンダ ヴェゼルの修理・整備を行う場合はリスクを伴いますので、必ず自己責任の上で対応してください。
車の分解に自信のない方や不明点がある場合は、お近くの修理店・整備店へ相談することを強くおすすめします。