目次
- 1 【解説】日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリー交換手順と注意点
- 1.1 【基本情報】日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリー交換
- 1.2 【必要な工具と事前準備】
- 1.3 【作業手順1】ボンネットを開けてバッテリー位置を確認
- 1.4 【作業手順2】ステーのナットを外し、バッテリー固定具を外す
- 1.5 【作業手順3】バッテリー端子を外す(マイナス端子→プラス端子)
- 1.6 【作業手順4】新しいバッテリーの取り付け(プラス端子→マイナス端子)
- 1.7 【作業後のチェックポイント】
- 1.8 【バッテリー交換の目安時期とトラブル回避】
- 1.9 【DIY整備のリスクと注意点】
- 1.10 【まとめ】日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリーを定期的に交換して安心ドライブを
【解説】日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリー交換手順と注意点
日産 エクストレイル(CBA-TNT31)は、SUVとしての高い走行性能と実用性の高さで多くのユーザーに支持されています。
しかし、定期的にメンテナンスを行わないと、エンジン始動不良や電装系のトラブルにつながりやすいのがバッテリーの特徴です。
本記事では、平成25年式のエクストレイルにおけるバッテリー交換方法を、注意点や必要な工具とあわせて詳しく解説します。
【基本情報】日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリー交換
車種:NISSAN エクストレイル
型式:CBA-TNT31
年式:平成25年7月
作業内容:バッテリー交換
作業時間:約20分
作業理由:約1年ごとに交換
作業代金:35,000円(バッテリー代含む)
エクストレイルはアウトドアユースや長距離走行も多く、電装系統への負荷が大きくなりやすい車種です。
バッテリーを約1年ごとに交換しているケースもあるため、早めの点検や交換がトラブル予防につながります。
【必要な工具と事前準備】
今回のバッテリー交換で使用する主な工具は以下のとおりです。
- ラチェットハンドル
- 10㎜ボックスソケット
これらの工具をそろえたら、交換作業を始める前に以下のポイントも確認しておきましょう。
- 交換用バッテリーの適合サイズ・容量:
車種ごとに適合するバッテリーが異なります。純正品もしくは互換品を選び、端子の形状や容量(Ah値)などのスペックが合っているか要確認です。 - 平坦で安全な作業場所:
交通の少ない場所または整備スペースを確保し、サイドブレーキをかけ、車体が動かないようにしてください。 - エンジン停止とイグニッションオフ:
作業中に電気系統が通電していない状態を確保し、ショート事故を防ぎます。
【作業手順1】ボンネットを開けてバッテリー位置を確認
1. ボンネットを開ける:
レバーを引いてボンネットを開け、ロッド(もしくはダンパー)でしっかり固定。
2. バッテリーの場所を確認:
エクストレイル(CBA-TNT31)の場合、エンジンルーム右側にバッテリーが設置されています。
バッテリー周辺に小物を置いたり、工具を放置すると落下や紛失のリスクが高まるため、作業スペースを整理してから進めましょう。
【作業手順2】ステーのナットを外し、バッテリー固定具を外す
バッテリーは固定ステー(ホルダー)によって振動やズレを防いでいます。
このステーを外すとバッテリー本体を動かせるようになります。
- 10㎜ボックスソケットをラチェットに装着。
- ステーのナットを反時計回りに回し、取り外す。
- ステーを横にずらして、バッテリー上部から取り外し。
ステーを強引に外そうとすると周囲の配線などを傷める可能性があります。
引っかかっている箇所を確認しながら丁寧に外しましょう。
【作業手順3】バッテリー端子を外す(マイナス端子→プラス端子)
バッテリー交換時の注意点として最も重要なのが端子の着脱順です。
外すときはマイナス端子から、取り付けるときはプラス端子から行います。
- マイナス端子(-)を10㎜ボックスで反時計回りに緩める。
- ケーブルを外し、車体金属部と接触しないよう横に避ける。
- プラス端子(+)も同様に緩め、ケーブルを外す。
- バッテリー本体を持ち上げ、取り外し。
先にマイナス端子を外すことで、万が一工具が車体金属部に触れてもショート事故を防ぎやすくなります。
また、大きく重いバッテリーを持ち上げる際は、腰を痛めないよう注意してください。
【作業手順4】新しいバッテリーの取り付け(プラス端子→マイナス端子)
1. バッテリーを所定の位置にセットし、プラス端子から先に取り付け、10㎜ボックスで締め付け。
2. 続けてマイナス端子を装着し、同様に締め付ける。
3. 最後に固定ステーを元に戻し、ナットを時計回りに回してしっかり固定。
バッテリー固定ステーがしっかりはまっていないと、走行中にバッテリーが動いてしまい、端子が外れる可能性もあります。
最終的にバッテリーがぐらつかないかチェックして作業を終えましょう。
【作業後のチェックポイント】
バッテリー交換が終わったら、以下の点を確認して安全を確保します。
- エンジン始動:
スムーズにエンジンがかかるか、セルモーターの回りが安定しているか。 - ヘッドライト・電装品:
ライトやエアコン、オーディオなどの動作が正常かどうか。 - ナビや時計など:
バッテリーを外したことにより設定がリセットされる場合あり。必要に応じて再設定。
また、バッテリー端子やステー周りに汚れやグリスが付着していると、過度な電流抵抗や腐食の原因になる可能性があります。
気になる場合は専用のバッテリーターミナルグリスを薄く塗布すると錆びや接触不良を予防できます。
【バッテリー交換の目安時期とトラブル回避】
バッテリー上がりはレッカー移動の原因として最も多いトラブルと言われています。
一般的にバッテリーの寿命は2年前後とされ、特に次のような状況では早めの交換が推奨されます。
- 短距離走行が多く、アイドリングストップが頻繁
- 寒冷地での使用が多い
- 車内での電装品(エアコン、シートヒーター等)を多用
車検の際に整備店でバッテリーの状態をチェックしてもらうと、交換タイミングを的確に把握できるでしょう。
【DIY整備のリスクと注意点】
バッテリー交換は比較的簡単なメンテナンスに分類されますが、以下のリスクに注意してください。
- ショート防止:
端子を外す順番を誤るとショート事故を招く。マイナス→プラスの順で外す。 - メモリー消去:
バッテリーを外すとナビや時計、オーディオ設定がリセットされる場合がある。 - バッテリーの重さ:
腰を痛めないよう、しっかりした姿勢で持ち上げる。 - 使用済みバッテリーの処分:
自治体のルールやカー用品店での引き取りサービスなどを活用する。
もしDIYに不安があれば、整備工場やディーラーに依頼することで安心と確実性が得られます。
【まとめ】日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリーを定期的に交換して安心ドライブを
今回は、平成25年式 日産 エクストレイル(CBA-TNT31)のバッテリー交換手順を、使用工具や着脱のポイントと合わせて解説しました。
バッテリーは定期的に点検・交換することで、エンジン始動の不調や突然のバッテリー上がりを予防でき、安心してドライブを楽しむことができます。
交換時は必ずマイナス端子から外し、プラス端子から取り付ける基本ルールを守りましょう。
また、2年前後での交換が目安ですが、使用環境や走行状況によっては寿命が前後します。
車検時や定期点検時にバッテリーの状態を診断してもらい、早めのメンテナンスを心がけてください。
※自分で日産 エクストレイルの修理・整備を行う場合はリスクが伴いますので、必ず自己責任の上で対応をお願いします。
車の分解に自信のない方や疑問点がある場合は、迷わず整備店や専門業者に相談しましょう。