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メルセデスベンツ GLC(平成28年式)のエンジンオイル交換方法
はじめに
メルセデスベンツ GLC(DBA-253946C)は、高いパフォーマンスと快適性が魅力のプレミアムSUVです。
クラスを問わずベンツ車全般に言えることですが、正しいメンテナンスを実施することでエンジン本来の性能を長期間維持し、上質なドライビングを楽しめます。
その中でも、エンジンオイル交換は非常に重要なメンテナンス項目のひとつ。
オイルが劣化すると燃費やエンジン出力の低下、各部の摩耗促進といったリスクが高まりますので、定期的な交換が欠かせません。
基本情報
- 車種:メルセデスベンツ GLC
- 型式:DBA-253946C
- 年式:平成28年2月
- 作業内容:エンジンオイル交換
- 作業時間:約45分
- 作業理由:10,000km走行毎の定期交換
エンジンオイルは潤滑・冷却・清浄・密封など多面的な役割を担います。
ベンツ純正オイルや欧州車向けのオイルを選択するのが基本ですが、MOTUL 300Vのような高性能オイルを使用することで、さらなるパフォーマンス向上も期待できます。
ただし、粘度や規格がメーカー推奨と合っているかは必ず事前に確認しましょう。
必要な工具
今回の交換作業で使用する分解工具は以下の通りです。
- ラチェット
- 8㎜ボックス(アンダーカバー固定用ボルトの取り外し)
- 13㎜ボックス(ドレインコックの取り外し)
また、オイルを受け取るためのオイルパンやウエスなどの準備も忘れずに。
欧州車はアンダーカバーが大きく複雑な場合があるので、固着しているボルトがないか事前にチェックしておくと作業がスムーズです。
エンジンオイル交換手順
ステップ①:リフトアップ&アンダーカバーの取り外し
メルセデスベンツ GLCは車高がそこまで高くないため、リフトアップやジャッキを使用して車体下部にアクセスできるようにします。
安定を確保した上で、アンダーカバーを留めているボルトを8㎜ボックスを使って反時計回りに取り外します。
ボルトを外したら、カバーが落下しないよう支えながら慎重に下ろしましょう。
カバーに割れや亀裂がないか、一緒に点検しておくと良いでしょう。
ステップ②:ドレインコックを取り外し、オイル排出
アンダーカバーを外すと、オイルパンとドレインコック(ドレンボルト)が見えます。
ラチェット+13㎜ボックスを使い、反時計回りに回してドレインコックを緩めます。
ドレインコックが外れる寸前は手で支えながら、オイル受け皿を用意してください。
熱いオイルが勢いよく出る場合もあるので、火傷に注意しながら作業を行います。
ステップ③:ドレインコックの破損確認と再締め
オイルが排出されたらドレインコックに破損や摩耗、パッキン(ガスケット)が損傷していないかを確認します。
必要に応じて新しいパッキンを装着し、時計回りでドレインコックを締め付けましょう。
締めすぎはネジ山を潰したりオイルパンを変形させる恐れがあるので、適切なトルクを意識してください。
ステップ④:アンダーカバーの取り付け
再度アンダーカバーを元の位置に戻し、8㎜ボックスでボルトを時計回りに締め付けて固定します。
このとき、カバーが適切な位置にフィットしているか、周囲に干渉していないかを確認してください。
ステップ⑤:オイル注入
エンジン上部のオイルフィラーキャップを外し、6.3リットル(フィルター交換の有無で変動)のオイルを注ぎ入れます。
MOTUL 300V 5W-40など、適合した粘度と規格を備えたオイルを選択することが重要です。
メルセデス車の多くは、レベルゲージがない仕様もあります。
この場合、メーカー指定量を入れた後、車載コンピュータのオイルレベル表示を確認するか、故障診断機を使って正確に測定する必要があります。
DIYの場合はメニュー画面の油量チェック機能を用いるか、短時間のアイドリング後にディップスティック(ある車種のみ)や専用ツールで確認してください。
交換後のチェックポイント
- オイル漏れの確認:ドレインコック周辺やフィルター取付部からのオイルにじみや漏れがないかチェック。
少し走行した後にも再確認すると安心です。 - エンジン音やフィーリング:エンジンを数分アイドリングし、異音や振動がないか確認しましょう。
オイル交換後はアイドル音が静かになったり、エンジンレスポンスが向上することが多いです。 - 残油量の記録:メルセデス車はレベルゲージがないことがあるため、交換量などを必ず記録しておくと次回の交換時の参考になります。
【メルセデスベンツ GLC エンジンオイル交換の目安時期】
一般的な軽・国産車と比べて欧州車はオイル交換インターバルが長めに設定されることがありますが、街乗りが多い日本の道路事情では3000~6000km、3~6ヶ月ごとの交換が最も多い印象です。
特にターボ車やディーゼル車はエンジン負荷が高いため、こまめな交換を心がけると故障リスクを軽減できます。
また、オイルエレメント(フィルター)はオイル交換2回に1回程度で交換するとエンジン内部をよりクリーンに保てるでしょう。
まとめ
メルセデスベンツ GLC(平成28年式)のエンジンオイル交換は、ラチェット+8㎜ボックス、13㎜ボックスがあれば約45分程度で完了する作業です。
アンダーカバーを外す工程があるため、ボルトの脱落防止や再締めの加減など注意点もありますが、正しい手順を守ればDIYでの交換も十分可能です。
オイルはメーカー推奨規格や粘度を守りつつ、高品質な製品を選択しましょう。
※自分でメルセデスベンツ GLCの修理・整備を行う場合はリスクが伴いますので、必ず自己責任の上で対応をお願いします。
車の分解に自信のない方は、迷わずお近くの修理店・整備店に相談される事をお勧めいたします!