【完全版】MINI クラブマン(平成28年式)エンジンオイル交換のやり方|DIYで快適メンテナンス
MINIといえば、独特のデザインと走行性能で多くのファンを魅了する人気車種です。
その中でも「クラブマン」は、観音開きのリアドアなど個性的な魅力を持つ一台として高い評価を得ています。
本記事では、平成28年式 MINI クラブマン(型式:LDA-LR20)のエンジンオイル交換手順を初心者にもわかりやすく解説していきます。
エンジンオイル交換は自動車メンテナンスの基本ながら、車種によってカバーやドレインコックの位置・形状が違うため戸惑うことも少なくありません。
ここでは、必要工具や作業の流れ、注意点、交換時期の目安などをすべて網羅しているので、このページだけでオイル交換のポイントを把握できるでしょう。
DIYでのメンテナンスに挑戦したい方から、これまで工場に任せきりだった方まで、ぜひ参考にしてください。
【基本情報】
● 車種:MINI クラブマン
● 型式:LDA-LR20
● 年式:平成28年11月
● 作業内容:エンジンオイル交換
● 作業時間:約30分
● 作業金額:約8,000円(部品代込み)
● 作業理由:5,000キロ走行毎交換推奨
MINI(ミニ)は現在BMWのブランドの一部として展開されていますが、クラブマンは他のMINIシリーズ(NEW MINIやCROSSOVERなど)と比べると、観音開きのトランクドアが特徴的です。
「軽快な走り×使い勝手の良さ」を両立した人気車種ですが、エンジンオイルを適切なサイクルで交換しないと燃費悪化やエンジントラブルに繋がる可能性があります。
今回の交換推奨距離は5,000キロごとですが、3,000〜6,000kmを目安にするオーナーも多いため、自分の使用環境に合わせて計画すると良いでしょう。
【注意事項とDIYのリスク】
エンジンオイル交換は車の下回りにアクセスする作業が中心です。
しっかり車体をリフトアップするか、ジャッキ+ウマ(リジッドラック)で安定させないと危険が伴います。
ドレインコックの締め付けトルクを誤ったり、オイルの種類を誤るとエンジンにダメージを与える恐れもあるので、自己責任の上で対応しましょう。
もし自信がない場合は、整備工場やディーラーに依頼するのが無難です。
【使用工具】
- ラチェット+17mmボックスソケット
- マイナスドライバー
※車によってはトルクレンチや他のサイズのソケットが必要になる場合もあります。
MINI クラブマン(LDA-LR20)の場合、基本的には17mmのボルト・ナットとアンダーカバーのクリップが中心になるため、この2点を押さえておけばOKです。
オイルフィルターを同時に交換する場合は、フィルターレンチも必要になるケースがあります。
【作業手順】
① カバーを外す(マイナスドライバーでクリップを回す)
クラブマンのアンダーカバーは、クリップやネジで固定されていることが多く、
今回の場合はマイナスドライバーを用いてクリップを回しながら外す形が中心となります。
下記写真のように、アンダーカバーを外すとエンジンオイルパンが確認できます。
注意:
クリップの形状によっては勢いよく回すと破損しやすいので、焦らず少しずつ回して外しましょう。
また、外したクリップを紛失するとカバーが走行中に外れる恐れがあるため、マグネットトレイや小皿などに保管しておくと安心です。
② ドレインコックを17mmソケットで緩め、オイル排出
アンダーカバーを取り外すと、オイルパン下部のドレインコックが現れます。
17mmのボルトで止まっているため、ラチェット+17mmボックスソケットを使い、反時計回りに回して緩めましょう。
ドレインボルトが完全に外れるとエンジンオイルが一気に排出されるので、事前に廃油受けをセットしてください。
ポイント:
エンジンが温まっている状態だとオイルが勢いよく飛び散る恐れがあり、火傷の危険もあります。
また、オイルは高温だと粘度が下がり排出が早いメリットもありますが、慣れていない方は少しエンジンを冷ましてから作業すると安全です。
③ ドレインコックの破損確認、締め直し
オイルが完全に抜けきったらドレインコックを取り外して、パッキン(ガスケット)やネジ山に破損がないか確認します。
万が一パッキンが劣化している場合は新品に交換しましょう。
問題なければドレインコックを時計回りに締め付けます。
注意:締めすぎはネジ山を壊す原因となり、緩すぎるとオイル漏れを起こします。
「適度なトルク」を守れるよう、できればトルクレンチを使うのが望ましいです。
MINIの場合は30〜35Nm程度が目安になることが多いですが、車種・年式によって異なるため取扱説明書などを確認してください。
④ エンジンオイル給油キャップを開け、オイル注入
ドレインコックをしっかり締めたら、外したアンダーカバーも戻して車体を下ろします。
次にエンジンルームを開け、オイルフィラーキャップを反時計回りに回して外し、新しいエンジンオイルを注ぎます。
オイルがディーゼル専用品かガソリンエンジン用かをしっかり確認し、指定粘度(例:5W-30など)を選びましょう。
ポイント:
- MINIはモデルによってオイル容量が異なるため、適正量を取扱説明書で要チェック
- 4〜5リットル程度が一般的だが、ディーゼルかガソリンかで変わる場合がある
- オイルを注いだら、一度エンジンを始動してアイドリング1〜2分間
- 再度レベルゲージを確認し、必要ならオイルを追加
【作業後のチェックポイント】
- オイル漏れがないか:ドレインボルト周りを目視点検
- エンジン始動時の異音や警告灯点灯
- 試走してアイドリングやアクセルレスポンスに問題がないか
ここまで問題がなければ作業完了です。
もしオイル漏れがある場合は、ドレインコックのパッキンが二重になっていないか、トルクが適切か、ドレインボルトの座面にゴミが挟まっていないかなどを再確認してください。
【エンジンオイル選びの注意点】
MINIブランドはBMW系列となるため、指定オイル規格がある場合があります。
また、ディーゼルエンジンの場合はガソリン用のオイルを使ってはいけません。
メーカー指定の粘度や品質を守らないと、エンジン内のスラッジ増加や燃費低下、最悪エンジン損傷のリスクがあるため注意が必要です。
オイルの交換サイクルも走行環境やエンジンの負荷に応じて変えられるよう、こまめに点検するといいでしょう。
【交換時期の目安】
MINI クラブマンを含む欧州車は、ロングライフオイルを推奨しているケースもありますが、実際には3,000〜6,000km、または3〜6ヶ月ごとに交換するオーナーも少なくありません。
ショップによっては1万キロごとと案内されることもありますが、短距離走行が多い人やエンジンを高回転で使う人はもう少し早めに交換するとエンジンコンディションを良く保てるでしょう。
【まとめ】
平成28年式 MINI クラブマン(LDA-LR20)のエンジンオイル交換は、ラチェット+17mmソケット、マイナスドライバーがあればDIYで十分可能です。
アンダーカバーのクリップを外してドレインコックを緩め、オイルを抜いたらボルトを締め直し、新しいオイルを注ぐという流れで、約30分程度の作業になります。
交換後はオイル漏れや警告灯の点灯がないか、試走での異常がないかを確認することを忘れないでください。
※工具や部品関係の相性保証はしておりませんので、必ずご自身で適合確認を行ってください。
DIYに挑戦する場合は自己責任のもと、もし作業に不安があるようなら整備店やディーラーに任せるのが無難です。
本記事の内容を参考に、ぜひ快適なMINIクラブマンライフをお送りください。
【MINI クラブマン エンジンオイル交換の目安時期】
一般的には3,000km〜6,000km、3〜6ヶ月ほどでの交換が多い印象ですが、ロングライフオイルを使用する車両では1万km推奨というショップもあります。
ただ、エンジン内部の保護を重視する方や走行環境が過酷な方は、早めの交換がエンジン寿命を延ばす上で効果的です。
同時にオイルエレメント交換を行うと、よりエンジン内をクリーンに保てるので、2回のオイル交換に1回はエレメントも交換するとよいでしょう。
これでMINI クラブマンのエンジンオイル交換に関する疑問が解消され、DIYで作業する際の注意点が理解できたはずです。
安全第一で、愛車のメンテナンスを楽しみましょう。